ニュースリリース

二酸化炭素排出量に価格を設定し投資判断
2024年1月から
「インターナルカーボンプライシング」制度を導入

2023年12月28日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、2024年1月から、脱炭素推進を目的に、企業内で独自に二酸化炭素(CO2)排出量に価格を設定し、投資判断などに活用する「インターナルカーボンプライシング」制度(以下「ICP」)を導入いたします。

ICPとは、低炭素投資・対策推進に向け、CO2排出をコストとみなし、企業内部で独自に設定して炭素価格を算出し、設備投資を判断する際などに活用する制度です。ICPを導入することで、さらにCO2削減施策を推進してまいります。

<ローソンのICP概要>

・社内炭素価格:20,000円/t-CO2

・制度対象:CO2排出量に関わる設備投資

・適用方法:対象となる設備の投資に対し、社内炭素価格を適用し、費用換算したものを投資
 判断の参考とする。CO2排出コストを含めた金額を考慮するため、排出量が少ない設備につ
 いてはその分計算上の投資コストが減少し導入しやすくなる。


ローソンは、脱炭素社会を2050年に実現し、青く豊かな地球環境を未来につなげるために、環境ビジョン「Lawson Blue Challenge 2050!」を策定し、環境課題に対応した取り組みを進めています。ローソンは今後もCO2排出量削減を推進し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。


<ローソンのCO2排出量削減目標(1店舗当たり)>

CO2排出量を、いずれも2013年対比で2025年に15%削減2030年に50%削減2050年に100%削減 ※2022年実績は2013年対比で30.6%削減


<現在実施している主なCO2排出量削減の取組み>

・CO2冷媒の冷凍・冷蔵システム導入(約6,000店に導入、2023年8月末時点)

・太陽光発電システムの導入(約2,600店に導入、2023年11月末時点)

・扉付きオープンケースの導入

・省エネモデル実証実験の実施

・水素を燃料とした配送用トラックの導入