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マンスリーレポート

三鷹の森ジブリ美術館 2018年3月 マンスリーレポート

「動きはじめの部屋」の展示物を紹介! のぞいた向こうに広がる“別の世界”

マンスリーレポート

「パノラマボックス」はすみからすみまでワクワクがいっぱい!

映画やテレビで流れるアニメーション。常設展示室「動きはじめの部屋」では、その表現の発展を知ることができる。展示室の奥にある「パノラマボックス」は、7から10枚のガラスに描かれた絵を重ね並べて箱のなかに奥行きを生み出している展示物。見る角度や視点を変えることでさまざまな発見があり、好奇心を刺激する作りになっている。
7つのパノラマボックスにはそれぞれ別の世界が描かれており、“今いる世界とは別の世界をのぞいてみたい”という、人々を映画へと駆り立てる根源的な願望を叶えてくれる。薄暗い展示室のなかで光を放つ箱は、別の世界への入口だ。そのなかに入り込んで、向こう側に広がる物語に想像を巡らせよう。

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宮崎駿監督と吉田昇美術監督が描くパノラマボックスの最新作「雲の道」。風が吹き込んできそうな、躍動感のある複葉機と雲の先に広がる風景を見に行こう

02

正面だけではなく、上や下、斜めなど目の位置を変えてのぞいてみよう。世界の印象が違って見え、奥行きの隙間に隠れているものが顔を出す

ココにも“ボロ”がいる!虫の視点で世界を見よう

毛虫のボロ

3/21[水・祝]より上映される土星座の新しい映画「毛虫のボロ」。話題を集める“ボロ”もパノラマボックスに登場している。存在感のある植物たちや、おそろしい外敵……、宮崎駿監督が描く、虫の目から見た世界をじっくりと見ることができるよ。ボロの住む世界をのぞいてみよう。

Photo /村上宗一郎


映像展示室「土星座」

ちゅうずもう(約13分) 3月1日(木)〜3月19日(月)まで上演

※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。

チケットは事前予約制。ご購入はローソン店内のLoppi、ローチケHMV(オンライン)から!

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