マンスリーレポート
三鷹の森ジブリ美術館 2019年1月 マンスリーレポート
新企画展示の展示内容を紹介!時刻によって変わる色表現を楽しもう
「映画を塗る仕事」展の展示パネルに注目!塗り分けで語る時間の経過を見てみよう
▲細かく指定された塗り分け。時間の経過とともにサツキとメイの影が濃くなっているのがわかる
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企画展示『映画を塗る仕事』展の展示室に入ると、サツキとメイの大きなパネルがお出迎え。順路が曲線になった楽しい空間に展示されているのは、時間帯による塗り分けをテーマにした展示パネルだ。現代につながるアニメーション映画の礎を築いた高畑勲、宮崎駿両監督と、2人を支えた色彩設計の故・保田道世さんをはじめとするスタッフたちは、画面をより豊かに見せるため、表現の方法を模索した。
展示パネル「時刻によって変わる色」では、黄昏、夕方など細かな時間設定で塗り分けがされている。街灯色のネコバスは一見すると緑がかって見えるものの、背景画と組み合わされ、フィルムになると、見事に夜道を駆けるネコバスの姿が現れる。長年にわたる彩色への取り組み、生み出されたアイディア、数々の発見に満ちた『映画を塗る仕事』展へ足を運ぼう!
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展示パネル「天候によって変わる色」。天気による塗り分けも彩色のポイントのひとつ。空に雲がかかり雨が降ることで日の光が遮られ、アシタカの色も暗くなっている。
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展示室の片隅にパン種の小部屋!580色もの絵具を見守っている。
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Ⓒ Studio Ghibli
© Museo d'Arte Ghibli
(月刊ローチケ2月号 掲載)
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※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
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