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マンスリーレポート

三鷹の森ジブリ美術館 2024年1月  マンスリーレポート

映画を見た人も、これからの人も楽しめる  新企画展示「君たちはどう生きるか」展

パノラマボックス「黄金の門」も必見

パノラマボックス

▲(左)
第二室に設置されたパノラマボックス。     
子どもものぞきこめるように、小さな台もそばに置かれている
▲(右)
異世界に迷い込んだ眞人が、「黄金の門」の前で大量のペリカンに襲われるシーン。
一匹一匹、表情が異なる鳥たちの姿をのぞき込んでみよう。

見る角度によって変わる、あのシーンの情景

現在開催中の企画展示「君たちはどう生きるか」展 第一部イメージボード編には、映画制作中に宮﨑駿監督によって描かれた、ほぼすべてのイメージボードが展示されている。それらに加えて第二室には、パノラマボックス「黄金の門」を設置。眞人がペリカンの群れに囲まれるワンシーンを宮﨑監督が描き下ろした。絵が何層にも奥行き方向に並べられたボックスの中をのぞき込むと、見る角度によって印象が変わり、平面で見る映画のシーンとは違った楽しみ方ができるようになっている。

さまざまなシーンのイメージボードも展示!

展示室内のイメージボードにはキャラクターの細かな設定が記されているものも。
映画を見ただけでは気付けなかったことがわかるかも?
展示を見て作品を深く知れば、もう一度映画を見たくなるだろう。

パノラマボックスは、地下一階にも!

常設展示室「動きはじめの部屋」にもパノラマボックスが。
企画展示室のものとは異なり、ガラスに描かれた絵で奥行きのある空間を生み出している。薄暗い展示室のなかで光を放つ箱は、別の世界への入口だ。

Photo /村上宗一郎

(月刊ローチケ1月号 掲載)


※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。

◆チケットは事前予約制◆

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