2019年より市場調査を開始し、2021年2月に遂に発売された「大豆ミート」のおつまみです。

世の中に大豆ミート商品が増え始め、チップ形状のものやボール形状のものなど、様々な商品が世の中に登場。
開発元の伊藤ハムさんでも、環境に配慮した植物由来の代替原料として大豆ミート品を開発をしていましたが、常温販売を想定したものはまだありませんでした。

そんな中、「よりおいしい風味・食感を持った大豆ミート商品」を目指し、20年初めより試作を開始。
当初は素材の大豆のにおいや繊維感に大きく課題があり、お肉とは程遠い食感や味、香りのものが出来上がりました。

まず食感は、繊維感がありつつ、ほどける部分もある食感になるように何度も試作を重ねて独自の製法を作り上げることで、大豆ミートジャーキーの食感を作り出すことに成功しました。

味・香りについては、どうしても大豆を原料に使用している為、その香りが強くなかなか満足のいくようなものを作ることができませんでした。
しかし、調整に次ぐ調整を重ね、自然な味と香りを作り出すことに成功しました。

そしてついに、2021年2月よりローソンで大豆ミートジャーキーを発売することができました。

発売後にも、「形状がすべてほぼ同じ」という見た目の問題を解決するため、まるでお肉のような不揃い感を出すようにカット製法を工夫。
現在の大豆ミートジャーキーに至ります！

「マシュマロ＆ピーナッツチョコ 苺味 57g」は、苺味のチョコ生地にマシュマロとローストピーナッツを合わせた商品です。
近頃は、マシュマロを使用したスイーツが流行しており、マシュマロを使用した商品が作れないか、とメーカーさんと考えたのがきっかけでした。

当初、苺味のチョコ生地にマシュマロのみを組み合わせたものでしたが、「マシュマロ特有の甘さ」と「単調な食感」が課題となってしまいました。
そこで、苺味のチョコ生地に少し酸味を加え、甘酸っぱいバランスのよい味わいに仕上げました。
さらに、ローストピーナッツを加えることで、香ばしさのコクをプラスすると同時に、食感のアクセントにもなり、マシュマロの食感を際立つように仕上げました。

マシュマロも、あえて小さめのサイズのものを使用することで、商品1個当たりのマシュマロを感じやすい仕立てになっています。
なめらかなチョコ、フワフワとしたマシュマロ、味のアクセントとなるローストピーナッツが織りなす不思議な食感が楽しめる商品です。

元々アーモンドフィッシュは、学校給食などのお子様向けのおやつとしてメーカーさんが開発された商品で、子供のころに食べていた方々が大人になり、手軽にあの味を食べたい！と言うお声を取り入れ、メーカーさんと開発に至った商品です。

程よく食べきれる容量となっていて、今ではご年配者からお子様まで、幅広い世代に人気の商品です。

この商品の小魚は、主に瀬戸内海で獲れた3cm～4cmの脂が乗る前のカタクチイワシを使用しています。
脂が乗っていると、味付け加工した際に脂が苦みに変わってしまう為、水深が浅く、魚の脂が乗りにくい瀬戸内海産の小魚は、加工品には最適と言われています。
こだわりのサイズでカタクチイワシ本来の旨味を引き出しているのがこの商品の特徴です。

カタクチイワシは鮮度が肝心で、水揚げされた魚を即ボイルしなくてはいけない為、沖で漁をしている船に運搬船を走らせることにより鮮度を保つことができました。
また自然の原料なので網で引き揚げた際の自然由来の異物が多く、異物除去が苦労したポイントです。
今では技術の進化により画像選別などを新たな物に取り組んでいますが、最終的には目視ですべてのチェックをおこなっています。

食べやすくほんのり甘く仕上げたカタクチイワシとアーモンドの組みあわせは、おやつにおつまみにとてもよく合います！！