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2019年9月27日

【関東地方】最新の環境配慮モデル店舗を神奈川県藤沢市にオープンしました

株式会社ローソンは2019年9月23日(月)に、最新の環境配慮モデル店舗を慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内(神奈川県藤沢市)にオープンしました。

この店舗では、フロンを排出せず省エネルギー効果も高い「ノンフロン冷凍・冷蔵システム」を、ローソンで初めて店内で使用するすべての冷蔵庫・冷凍庫等(要冷機器)に導入しました。CO2やHC(炭化水素)冷媒を使用したノンフロン冷媒の要冷機器の利用により、地球温暖化の抑制や省エネルギーに寄与します。

また、IoT化された遠隔制御が可能な蓄電池やLED照明、空調機などを導入し、外部から自動で節電・制御を可能にすることで、「バーチャルパワープラント(VPP)」※の実現を目指しています。ローソンは、2016年度より慶應義塾大学SFC研究所とともにVPPへの取り組みを進めており、2019年9月時点で約250店舗においてLED照明・空調機などのIoT化により外部から一括で節電制御・需給調整を行っています。

さらに、この店舗の担当SV(スーパーバイザー)が店舗の巡回時に使用する社用車を電気自動車にし、店舗の裏に「EV(電気自動車)専用充放電器」を設置して、店舗で停電等が起きた際には充放電器に接続することで電力を店舗の機器の一部に使用することができるようにしています。

ローソン慶應義塾大学SFC店の外観

EV(電気自動車)とEV専用充放電器

ノンフロン冷媒要冷オープンケースにはペアガラス扉を設置し、冷気もれを大幅改善して省エネを実現

ローソンは2008年より、最新の創エネ設備と省エネ施策を導入して実験・検証を行う、環境に配慮した店舗をオープンしています。これまでの実験・検証で得られたノウハウをもとに、LED照明やノンフロン冷凍・冷蔵システム、太陽光発電設備の新規・既存の店舗への導入を進めています。

ローソンは今後も積極的な創エネ・省エネ施策の導入により、脱炭素社会実現への貢献を目指してまいります。

※家庭・ビル・工場など点在する複数の小規模な発電設備や蓄電設備を、機器のIoT化により外部から一括で遠隔制御することで、1つの発電所のように機能させること

【店舗概要】
・店舗名:ローソン慶應義塾大学SFC店
 大学内に設置された店舗のため、大学関係者、キャンパスへの入構を許可された方以外はご利用いただけません。
・所在地:神奈川県藤沢市遠藤5322
・オープン日:2019年9月23日(月)
・営業時間:月曜~土曜 8時~21時
 18:30~21:00は従業員は不在となりますが、店舗の一部をセルフレジ、ローソンスマホペイで決済が可能な店舗として営業します。

★ニュースリリースはこちら

★これまでの環境配慮モデル店舗の一覧及び、店舗設備の省エネ化についての取り組み紹介・詳細はこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/activity/biomass/
https://www.lawson.co.jp/company/activity/environment/preservation/saving/