SDGsニュース

2021年8月2日

キリングループと協働し、独自開発した「ペットボトル減容回収機」設置の実証実験を開始しました

株式会社ローソンは、2021年7月15日(木)に、キリンホールディングス株式会社とキリンビバレッジ株式会社と協働し、両社のインフラを活用した使用済みペットボトル容器回収の実証実験を、ローソン横浜新子安店で開始しました。

この取り組みは、両社が目指す“プラスチックが循環し続ける社会”の実現に向け、ペットボトル再利用の循環促進を目的としたものです。日常生活のインフラを担うローソン店舖に、キリングループが独自開発した「ペットボトル減容回収機」を設置し、来店するお客さまに家庭で廃棄しているペットボトル容器の回収を促します。さらに、店舗で収集したペットボトルを、キリンビバレッジ株式会社の自動販売機オペレーションルートを使って収集することで運搬の効率化を図り、CO2などの環境負荷の低減も目指します。

また、回収したペットボトル5本につき「Pontaポイント」1ポイントを付与し、お客さまが付与を選択されない場合は、5本につき1円を当社から「ローソン緑の募金(公益社団法人国土緑化推進機構)」へ寄付いたします。

左:ペットボトル減容回収機 右:ペットボトル回収の流れ

実証実験開始の当日にはローソン横浜新子安店で記者発表が行われ、キリンホールディングス株式会社の磯崎功典社長と、横浜市の林文子市長、当社社長の竹増貞信が登壇しました。キリンホールディングス株式会社の磯崎社長は「費用はかかるが量産ができればコストは下げることができる。将来はローソン全店舗に導入したい」と述べられ、当社の竹増は「横浜のお客さまと一緒になってやらないと、できない取り組み。(リサイクルへの)機運が盛り上がってくることを期待している」と述べました。

左から、横浜市 林文子市長
キリンホールディングス株式会社 磯崎功典社長
当社代表取締役 社長 竹増貞信

また今回の実証実験開始にあたり、小泉進次郎環境大臣よりコメントをいただきました。

■小泉進次郎環境大臣のコメント(抜粋)
今回の取り組みは、使用済みのペットボトルがまた新しいペットボトルに生まれ変わる、まさに目に見える循環の輪を広げていこうとするものだとうかがっています。
こうした、コンビニという生活にいちばん身近な場での取り組みによって、消費者一人ひとりのライフスタイル変革につながっていくことを期待しています。


ローソンではプラスチック削減のため、マチカフェのアイスコーヒーやチルド飲料の一部商品での紙カップへの変更、おにぎり包材の変更などを行ってきました。今回の取り組みによりさらなるプラスチック削減とリサイクルの促進を進めてまいります。

★ニュースリリースについてはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1433567_2504.html


<ローソンにおけるSDGsの取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「マチを幸せにする」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。