SDGsニュース

2022年11月21日

聴覚障がい者の方向け「耳マーク」を表示した指差しシートのデータを公開しました

株式会社ローソンは、より多くの方が買い物をしやすい社会を実現するため、聴覚に障がいのある方の買い物をサポートする「耳マーク」※を表示した指差しシートのデータを、2022年11月21日(月)にローソン公式ホームページに公開しました。

※「耳マーク」とは、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。
 聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表します。
 鉄道会社や銀行、劇場の窓口などでも設置が広がっています。
 なお、指差しシートのデータ公開にあたっては、同連合会より「耳マーク」の使用許諾を得ております。

■指差しシートのデータ(A4縦・PDF)
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/pdf/mimimark.pdf


聴覚に障がいのある方の多くは、相手の身振りや口の動きを見て会話を理解されており、コロナ禍でマスクの着用が日常的になったことで、買い物時の店員とのコミュニケーションに不便を感じられています。ローソンは、そのような買い物時の不便を解消するため、実際に聴覚に障がいのある社員の意見を参考に、2022年8月から全国のローソン13,968店舗(2022年10月末時点、「ローソンストア100」を除く)で、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指差しで確認できるシートをレジカウンターに貼付し、買い物時のコミュニケーションのサポートを開始しました。設置後、多くのお客さまから「安心して買い物ができる」などの反響をいただきました。

今回、全国の自治体やお客さまから、「各小売店などで活用するため、指差しシートのデータを提供してほしい」とのご要望をいただき、データを一般公開することにいたしました。

ローソンは、このような取り組みを通じて、どなたでも安心して楽しく買い物することができる社会の実現を目指してまいります。


<ローソンにおけるSDGsの取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。