SDGsニュース

2023年10月5日

聴覚障がい者に向けた「指差しシート」が、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞!

株式会社ローソンは2023年10月5 日(木)に、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を、“聴覚障がい者に向けた「指差しシート」”で受賞しました。なお、このシートには「耳マーク※」を表示しています。
※一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表します。

■名称: 聴覚障がい者に向けた「指差しシート」
■概要:
聴覚障がい者に向けたデザイン。コロナ禍で聴覚障がい者が、マスクをした人の口の動きが読み取れず一層困っていたことを確認し、店員との意思伝達がスムーズになるよう、伝達項目を厳選して記載したシートをレジカウンター上に設置。失語症の方や外国人にも役立つなど、幅広く好評の声を多数頂戴している。
■評価(グッドデザイン賞審査委員による評価コメント):
コロナ禍でコミュニケーションが円滑に取れなくなった時代背景や高齢化社会を見据えて利用者に沿ったデザイン開発を行う、企業の姿勢を高く評価した。カウンターに設置した時の視認性や指差しの際の誤認を防ぐサイズ調整など、利用者の立場に立って丁寧にデザインされている。これからの時代を見据えた新しいコミュニケーションツールが必要になってくる昨今の好例となるだろう。



聴覚に障がいのある方の多くは、相手の身振りや口の動きを見て会話を理解されており、コロナ禍でマスクの着用が日常的になったことで、お買い物時の店員とのコミュニケーションに不便を感じられていました。ローソンはそのような不便を解消するため、聴覚障がいのある社員の意見を参考に、2022年8月にコンビニエンスストアチェーンとして初めて、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指差しで確認できるシートを全国の店舗のレジカウンターに貼付し、お買い物時のコミュニケーションをサポートしています。設置後、多くのお客さまから「安心して買い物ができる」などの反響をいただきました。

ローソンは、今後もこのような取り組みを通じて、どなたでも安心して楽しく買い物することができる社会の実現を目指してまいります。

★「グッドデザイン賞」について、詳しくはこちらへ(外部リンク)
https://www.g-mark.org/

★「指差しシート」について、詳しくはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/detail_jin/1461543_9112.html

★「コミュニケーションボード」について、詳しくはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/detail_jin/1464928_9112.html

★ニュースリリースはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1475054_2504.html


<ローソンにおけるSDGsの取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。