SDGsニュース

2024年5月16日

炎症性腸疾患(IBD)患者さんの「いま食べたい!」を叶える、簡単・時短コンビニアレンジレシピ大募集!

株式会社ローソン(以下、「ローソン」)と武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)は、世界IBDデー(5月19日)に合わせて、2023年より共同で炎症性腸疾患(IBD)啓発のための取り組みを行っています。

2024年の世界IBDデーは、「IBDreamめし〜コンビニ編〜」開発企画と題し、IBD患者さんの「いま食べたい!」を叶える、簡単・時短コンビニアレンジレシピを募集します。入賞者(5名)にはQUOカード2,000円をプレゼントします。

審査の上、選ばれたレシピは、管理栄養士と料理研究家による監修を経て、武田薬品及びローソンのホームページで「IBDreamめし~コンビニ編~」レシピとして掲載し、発表します。この企画を通じて、IBD患者さんのためのレシピを考えていただきながら、IBDという疾患や患者さんについて知り、理解を深めてもらうことを目指しています。

たくさんのご応募をお待ちしております!

【炎症性腸疾患(IBD)とは】
IBD(Inflammatory Bowel Disease)とは、腸を中心とする消化管粘膜に炎症が生じる疾患です。一般的には、原因不明とされる潰瘍性大腸炎とクローン病の2つを総称してIBD(炎症性腸疾患)と呼ばれています。

IBD患者さんの多くは、普段の食事において「食べたいものを食べられない」という悩みを抱えています。また、IBDは食べ盛りでもある若年層で発症することが比較的多く、10代から30代に好発することが知られています。

武田薬品がIBD患者さんに行ったインタビューでは、コンビニの揚げ物やお弁当を我慢している、パンではなくおにぎりを選んでいる、コンビニのおにぎりは海苔を取り除いてから食べているなどの回答がありました。コンビニの食事においても、IBD患者さんは、食べたいけれども我慢している食べ物や、避けなければいけない食べ物があることにより、さまざまな工夫をされていることが分かりました。

今回の「IBDreamめし~コンビニ編~」開発企画を通じて、患者さんが食事において抱える悩みや不安を多くの方に知っていただくとともに、身近なコンビニ商品を用いた、簡単・時短コンビニアレンジレシピを皆さんと一緒に実現し、少しでも患者さんのお力になれたらと考えています。


【「IBDreamめし~コンビニ編~」レシピ募集要項】
■応募内容
・IBD患者さんのための、簡単・時短コンビニアレンジレシピ※
 ※ローソン商品(合計100円(税込)以上)を使用して、以下の条件を満たすアレンジレシピを考案し、ご応募ください

■応募条件
・本応募要項および応募規約すべてに同意された個人※
 ※未成年の方は、本応募要項および応募規約への保護者の同意を得た上で、ご応募ください
・IBD患者さんの身体の負担を考慮し、脂質の多い食材、食物繊維の多い食材、香辛料などの刺激物、乳製品を控えること
・時短(目安10分以内程度)で作ることができること
・一般的なご家庭にある調理家電、調味料で調理でき、難しい調理技術を必要としないこと
・ローソンで販売されている商品を使用していること
(ローソンの商品が合計100円(税込)以上含む内容で応募をお願いいたします。なお、ローソンストア100の商品は対象外です)

■応募方法
以下の専用フォームからご応募ください

★応募専用フォーム https://questant.jp/q/QGBBVW5L

■必要事項
・氏名※
 ※複数名で応募の場合は代表者名
・ニックネーム(入賞時、ホームページなどへニックネームの記載を希望される方はご記入ください)
・メールアドレス
・景品送付先の住所
・電話番号
・レシピタイトル
・レシピ詳細(使用したローソン商品名含む。コメント、アピールポイントなどがあれば追記ください)
・できあがりイメージ写真やイラスト

■IBD 患者さんの身体への負担を考慮し、控えた方がよい食材の具体例
・脂質の多い食品: マーガリン、バラ肉などの「n-6系脂肪酸」が多い食品や、揚げ物など
・食物繊維が多い食品: 不溶性食物繊維が多いごぼう、れんこん、とうもろこし、いも類、きのこ類、豆類の皮、海藻、生の果物など
・刺激物: 香辛料・カフェイン・アルコールなど
・乳製品: 種類や量に注意する必要がある(代替食品として、低脂肪乳や豆乳やココナッツミルクを使用するとよい)

★ご参考:「IBDステーション 動画で解説!炎症性腸疾患と食事」(外部リンク)
https://www.ibdstation.jp/recipe/food-mv.html

■応募受付期間
2024年5月16日(木) 正午から2024年6月12日(水) 23:59まで

■審査と発表
<審査>
・医師、管理栄養士、患者会代表者、患者さんを含む5名の審査員による審査
・以下の審査基準で、応募内容を総合的に判断し入賞作品(5レシピ)を決定

「栄養」 IBD患者さんの食事として栄養の観点で優れているか、魅力的であるか
「楽しさ」 組み合わせの独自性、美しさ、見た目などIBD患者さんが楽しめる食事であるか
「手軽さ」 IBD患者さんが一人で手軽に用意できるか

<審査員>
石井 洋介 先生(おうちの診療所中野 院長/株式会社omniheal 代表/日本うんこ学会 会長)
宮澤 靖 先生(東京医科大学病院 栄養管理科 科長)
宮﨑 拓郎 さん(株式会社グッテ 代表取締役社長)
山田 貴代加 さん(九州IBDフォーラム 福岡IBD友の会)
カメダ さん(イラストレーター)

<「IBDreamめし~コンビニ編~」レシピ監修>
審査後、管理栄養士の宮澤靖先生、料理研究家の田中可奈子さんによりレシピの監修を実施

<グランプリ投票>
ローソンの公式X上にて一般投票※
 ※審査で選ばれた入賞作品(5作品)のうち、上位4レシピを対象とし、ローソンの公式X上にて一般投票を実施します(8月中を予定)

<「IBDreamめし~コンビニ編~」レシピ発表>
9月に武田薬品・ローソンの公式ウェブサイトやSNSで発表予定

<案内事項>
入賞者には景品発送をもって入賞連絡とさせていただきます(8月上旬頃までの発送を予定)


★ご参考:武田薬品工業IBDステーション(外部リンク)
https://www.ibdstation.jp/aboutibd/

■賞品
入賞作品(5作品)には、1作品につきQUOカード2,000円分
 
主催
武田薬品工業株式会社
株式会社ローソン

■応募規約
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/pdf/oubokiyaku.pdf

■お問い合わせ先(メールでの受付) 
https://lawsoninfo.lawson.co.jp/lawson/input_privacy.html


<ローソンにおける SDGs の取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。