2024年6月18日
【関東地方】横浜市立大学の生協食堂に、期間限定・数量限定で「ソースin Lチキ 餃子味」を無償提供しました
株式会社ローソンは今年1月に、横浜市立大学生活協同組合(神奈川県横浜市)から応募を受け、「ソースin Lチキ 餃子味」を無償提供しました。それを受けて同大学の生協食堂で、2024年5月13日(月)から5月24日(金)まで「ソースin Lチキ 餃子味」が限定販売されました。
今回の販売にあたっては、同大学国際商学部の柴田典子ゼミ(マーケティング論)の皆さんが、プロモーション戦略設計及びポスターなどのプロモーション制作を担当しました。その結果、取り組み初日には、販売開始から1時間ほどで1日分の「ソースin Lチキ 餃子味」の販売予定数が完売しました。
|
■取り組みに至った背景
現在ローソンでは、14,000店以上の店舗に対して品切れなく安定して商品を供給するための製造数の見極めを行っています。その一方で、AIを活用しても、一部の商品については計画通りに販売しきれない場合があります。こうした商品は値引きなどで売り切るよう努めていますが、余剰商品として残ってしまうものもあるのが現状です。そのため今回ローソンでは、余剰商品を無償提供することで、食品ロスの削減と学生食堂などの運営支援を行いたいと考えました。
本取り組みでローソンは、2023年12月に、運営に苦慮されている全国各地の学校給食や学生食堂の事業者の方々を対象に、商品の無償提供先を募集しました。
横浜市立大学の生協食堂側は、もともとゴールデンウィーク明けの利用者減少を懸念しており、生協食堂を活性化させたい、またこの取り組みがSDGsの課題解決につながるということを伝えたい、という想いをもっていました。
今回、双方の「SDGsの取り組みを推進したい」という想いが一つになり、実現に至りました。
■提供商品
「ソースin Lチキ 餃子味」 1,200食
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/detail_jin/1477886_9112.html
■「ソースin Lチキ餃子味」を喫食された学生さんからのコメント
「買うつもりではなかったけれど、66円(税込)という価格にひかれて手を伸ばした」
「友人からの口コミや、生協のSNSを見て買ってみようと思った。おいしかった!」
「『食品ロス削減』の取り組みは今後も応援したい。すごくよい取り組みだと思う」
|
■ゼミ生が取り組みにおいて工夫したことや感じたこと
「ポスターは、『SDGs』や『食品ロス削減』要素をあえて加えずに、学生が興味をひくことを優先的に考えた」
「事前に学生へのアンケート調査や定性分析を行ったり、一生懸命取り組んできた成果が出てうれしい」
「“この取り組みを成し遂げたい”という熱意をもって学生同士が協力し合えたこと、そして多くの方々にご協力いただけたことによって成功できたと思う」
■横浜市立大学 国際商学部 柴田典子教授(横浜市立大学生活協同組合 理事長)からのコメント
学生たちは、春休みの2ヵ月をかけてプロモーション戦略を考え、その後の1ヵ月でブラッシュアップし、ポスター、POP、動画、SNSなどの販促物のすべてを制作・運用しました。「自分にとって価値があると思ってもらえるように伝える」ことは、マーケティングにおいてとても重要な役割です。そのため学生たちは、インタビュー調査やアンケートの実施・分析をしながらの理論的な検討に加えて、「何を訴求すべきか」「見た人にどのように感じてほしいか」について、時間をかけて掘り下げました。
マーケティングと消費者行動分析を専門的に学ぶゼミとして、生協食堂というフィールドで学内関係者に還元できる形で、とても有意義で実践的な学修を行うことができました。生協の理事長としても、ローソン様、生協、学生の連携による取り組みを進めることができ、大変うれしく思います。
■横浜市立大学生活協同組合 竹之内浩紀専務理事からのコメント
本取り組みでは、提供いただいた食材をただ販売するのではなく、学生にとって身近な食堂に「学生の声」を取り入れました。大学で学ぶ学生が「チャレンジする場」として食堂を活用したことは、生協の運営上も大切なことだと感じています。
学生組合員が運営に参加したことで、より多くの学生組合員の皆さんに評価されたと思います。
このような取り組みは、今後も継続していきたいと考えています。
★横浜市立大学柴田ゼミのInstagramはこちらへ(外部リンク)
https://www.instagram.com/shibata_seminar/
★商品PRの動画はこちらへ(外部リンク)
https://www.youtube.com/watch?v=zmY3Jcimy8w
<ローソンにおけるSDGsの取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。
|