SDGsニュース

2024年7月23日

【東北地方】子どもの社会的自立力を育む教育プログラム「仙台スチューデントシティ」の2024年度のプログラムが始まりました

株式会社ローソンは、子どもたちが健やかに育つ環境をつくるお手伝いの一つとして、仙台市の「スチューデントシティ※」にローソンの体験店舗を開設しています。仙台スチューデントシティの2024年度のプログラムは、2024年5月17日(金)にスタートしました。今年度は、仙台市内の小学校計121校を対象に90回開催予定で、今年の9月頃には、累計の参加児童数が計7万人に達する見込みです。
※スチューデントシティは、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本(世界最大の経済教育団体であるジュニア・アチーブメントの日本本部)の登録商標です。

仙台スチューデントシティは、2014年8月に仙台市によって仙台駅前の「仙台こども体験プラザ」内に設立されました。プログラムは、市内の小学生5・6年生が対象で、授業の一環として組み込まれています。子どもたちは、「社会と自分との関わり」「経済の仕組み」「お金とは何か」「仕事とは何か」などのテーマを通じて学び、社会的自立を育みます(事前・事後学習を含めると、計15時間のプログラム)。

子どもたちは、ローソンの体験店舗でローソンの店員としてレジ操作や接客の対応、商品陳列、売上集計業務などを体験し、どのように利益を出すかをチームで考えて意思決定の上で実践します。また、子どもたちは、対価としての給与で、スチューデントシティ内の商品・サービスの購入、税金の支払いや預金など、経済を回すためにお金をどのように使うかも学びます。

■ローソンの体験店舗で仕事を経験した児童の皆さんからのコメント
「ホワイトボードを使って商品の宣伝をしたら、商品が売れた。とてもうれしかった」
「銀行に給与の振込明細を持っていく仕事を担当した。緊張して、あいさつを忘れることもあったが、楽しみながらできた」
「慣れてきたら、大きな声を出せるようになった」
「お客さまに宣伝をして、気持ちよく買い物をしてもらえてうれしかった」

■サポーターとして参加した保護者の方からのコメント
「慣れてくると、声も大きく出てくるようになった。レジ係が宣伝係のフォローに入ったり、全体を見渡してフォローができるようになったりと、1日で成長を感じた」
「身近な店舗でもあるので、今後ローソンを利用する際には違った目線でレジ接客などを観察することになると思う。子どもたちはとてもよい経験ができたのではないか」

ローソンは今後も、若者へのキャリア教育支援など、次世代リーダーの育成に協力してまいります。


<ローソンにおけるSDGsの取り組み>
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットが掲げられました。
ローソンも、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現のため、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。