2025年8月28日
防災の日を前に災害時専用おにぎり作成訓練と、ローリングストック啓発実施
株式会社ローソンは、9月1日の「防災の日」を前に、有事の際にもお客さまに食品をご提供できるよう店内の厨房を活用した災害時専用メニューのおにぎりの作成訓練を、2025年8月26日(火)に、「ローソン久が原一丁目店」(東京都大田区)で実施しました。
「災害時専用おにぎり」作成訓練の様子 |
有事の際は、さまざまな要因で店舗へ商品が配送できなくなる場合があります。ローソンは2011年の東日本大震災時、店舗への商品供給が滞る中、店内厨房を活用し商品提供を続けることで、地域のお客さまから多くの感謝の声をいただきました。この事をきっかけに、その後厨房設備を活用した災害時の取り組みについて検討を進め、災害時メニューの全店導入に向け今回の作成訓練を実施いたしました。
まちかど厨房のおにぎりは、通常時は厨房にて専用の製造器で作成していますが、今回の作成訓練では有事の際を想定し、白米をラップに包んだ上で握りました。今後は、店舗でのオペレーションやお客さまのご意見などを検証し、全国の厨房導入店での展開を目指してまいります。
また、災害などにより、店舗の通常営業に支障をきたすケースも想定されるため、緊急時の備えとして、お客さまご自身でのローリングストック(循環備蓄)を推奨しています。
ローリングストックは、農林水産省が推奨しており、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。災害時、1週間は食品が手に入らないことが想定されるため、最低3日分、可能であれば1週間分の食品備蓄が望ましいとされています。
今回、ローソンの店舗で手軽にご購入でき、かつローリングストックに適したオリジナル商品を選定し、「大人一人1日分」のローリングストックの商品例をご提案しました。
販促資材と商品展示の一例 |
【ローソンが提案する「大人一人1日分」のローリングストック商品一例】
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ローリングストックに適した商品※を「防災BOOK」としてご紹介
(「防災BOOK」PDF掲載)https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/pdf/bousaibook.pdf
※掲載商品は2025年2月末時点のパッケージです
ー防災について考えるワークショップも実施ー
2025年8月22日(金)には、一般参加者を募り、「あるもので未来をつくる!ワークショップ」を品川区総合区民会館きゅりあんで開催しました。その一つとして子どもたちを対象にした「防災DIY体験」企画をコケナワホールディングス株式会社とともに実施しました。
(左)ローソン店内で災害に備えるための商品を探す参加者の皆さん※ |
参加者の皆さんが選んだ備蓄品を確認しながら、チームごとに意見交換をする様子 |
ローソンは今後も、平時にも有事の際にも「マチのほっとステーション」としての機能を果たし、地域の皆さんをサポートする取り組みを実施してまいります。
★「災害時専用おにぎり」の作成訓練に関するニュースリリースはこちら
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1509163_2504.html
★ローソンの「ローリングストック」啓発など災害への備えに関する取り組みについてはこちら
https://www.lawson.co.jp/company/activity/reconstruction/
★農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」はこちら(外部リンク)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html
<関連する重点課題: 社会インフラの提供による地域社会との共生>
https://www.lawson.co.jp/company/activity/sdgs/#attempt_e