マンスリーレポート
三鷹の森ジブリ美術館 2019年8月 マンスリーレポート
中央ホールの天井を紹介! 見上げてみよう!こだわり満載の天井
鮮やかなガラスとゆったりと回る天井扇に注目
▲天井ガラスのドームと天井扇が、中央ホール全体に柔らかな雰囲気をもたらしている |
地下1階から地上2階までの吹き抜けが広がる中央ホール。その心地よい空間を作り出しているのが、2枚のフュージングガラスがはめ込まれた天井のガラスドームと天井扇だ。ガラス同士を組み合わせて高温で焼きつけられたフュージングガラスには、海を泳ぐ黄色いクジラと、妹たちと泳ぐポニョが描かれている。天井扇はラジコン飛行機制作の第一人者で宮崎監督とも親交のある松田恒久さんがアドバイスに加わっており、飛行機が好きな宮崎監督のこだわりがつまっている。
天井扇の影がホールでゆらめく様子は、まるで建物全体が生きているかのよう。訪れるたびにきっと異なる表情をみせてくれるはずだ。
▲ガラスには大きな空気の粒がつけられ、ポニョと妹たちが水中を気持ちよさそうに泳ぐ様子が表現されている |
▲天候や季節によっては、ガラスを通った光が羽や螺旋階段、一階廊下の壁に落ちて色づく様子が見られることも |
© Studio Ghibli © Museo d'Arte Ghibli
(月刊ローチケ8月号 掲載)
※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
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