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マンスリーレポート

【NEW】三鷹の森ジブリ美術館 2025年4月  マンスリーレポート

1階常設展示室「映画の生まれる場所」“少年の部屋”はひらめきの宝庫

 常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」内の部屋「映画のはじまる所—準備室」には、映画のイメージボードから「これはいったい何だろう?」と思うものまで、たくさんのモノが置かれている。この場所は、部屋の主の少年が祖父から譲り受けたという想定の部屋で、彼がつくりたい映画について思いを巡らせる、ひらめきの原点が散らばっている宝庫。いわば、宮﨑駿監督の頭の中のような部屋とも言えるかもしれない。ここにある雑多なものたちが、いったいどんな作品のアイデアになっていったのか…想像しながら、一つ一つをよく見てほしい。

少年の作業机

▲図鑑や模型、工具などさまざまなモノが置かれている作業机には、バイオリンも。彼にとっては、楽器が奏でる音も映画のヒントになっているのだろうか。

窓際に置かれた不思議な雑貨

▲カラフルな瓶や人形など、「これは何?」と聞きたくなるようなモノが並べられた窓際。少年の気分によって、置かれているものが変わっているかも…?

ドイツ土産ののぞき箱

▲館主が看板を描き加えたというドイツ土産ののぞき箱。看板には、美術館の紋章にもなっている「三羽の鷹(三鷹)」が。パノラマボックスの原点なのかもしれない。

©Museo d’Arte Ghibli
Photo /村上宗一郎

(月刊ローチケ4月号 掲載)


※2025/5/13(火)~5/20(火)はメンテナンスのため休館となります。
※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。

◆チケットは事前予約制◆

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