2002年11月度における全店総取扱高（＝105、230百万円）前年比99.0％、既存店売上高前年比96.8％、全店平均日販464千円、既存店平均客数（＝777人）前年比97.9％、既存店平均客単価（＝600円）前年比98.9％となりました。地域本部を設置した中部・近畿エリアにおいてはまだ数値改善にはつながっておらず、またエリアごとに格差がある状況については、いまのところ大きな変化はありません。

第3四半期の実績については、下期既存店前年比予算の98.0％（商品売上高）に対して97.2％と若干下回っている現状ですが、総荒利益率予算はクリアーしています。出店91店、クローズ137店、第3四半期末の店舗数は7、602で純減132店になりました。またFC店舗のクローズを進めており、今期クローズ計画数値の500を超える見込みになっております。

売上全体ではトレンドに大きな変化がなかったものの、米飯カテゴリーの既存店売上高前年比が100％を超えました。11月5日より立ち上げた「おにぎり屋」（米・塩・海苔にこだわりリニューアルしたおにぎり）がお客様に評価され、好調に販売を続けています。詳細につきましてはニュースリリースをご覧ください。また、弁当類についても地域のニーズにあった「エリアイチオシ」商品を月変わりで提供しております。引き続き質にこだわった商品を出すことでさらなる改善に取り組みます。

発泡酒の値下げの影響により、売上本数は伸びましたが販売額で前年を下回っています。発泡酒の人気に押されてビールの売上が落ち込みました。また、先月もお伝えしましたがチルド飲料が好調な一方で大きなヒット商品のない清涼飲料の売上が落ち込みました。

全般的に例年より気温が低かったことなどにより、アイスクリームが不調でした。イベントが続く歳末需要に向けて12月は新商品の投入や品揃えを充実させることで回復を目指します。

調理麺カテゴリーにおいては、パスタの新商品の投入やプロモーションを行った昨年のハードルが高かったことなどにより、売上前年比が低迷しました。

オリジナル商品（和歌山ラーメンまっち棒＜298円＞、元祖じゃんがらラーメン＜268円＞など）の投入や、おにぎり屋の展開による買い合わせ効果などにより即席麺が好調でした。12月も引き続きお客様に支持される商品を提供していきます。

昨年の反動もありベーカリーが低迷しておりましたが、10月28日より販売を開始したオリジナルブランド「小麦畑のパン工房」や地域限定商品のなどの好調もあり、回復基調にあります。

例年に比べて、年賀状印刷の申込み件数が低迷しています。一方で高島屋商品取扱の影響もありお歳暮は好調に推移しています。

12月は年末商材の拡販を引き続き行います。また、「おにぎり屋」第3弾も登場いたしますのでご期待ください。