全店総取扱高（=112,294百万円）前年比100.6%、既存店前年比97.7％、全店平均日販474千円、既存店平均客数（＝770人）前年比99.8％、既存店平均客単価（=616円）前年比98.0％となりました。

既存店売上前年比においては‘01年度下期からのトレンドが若干上向きました。米飯、調理パンは苦戦しましたが清涼飲料やベーカリーが好調でした。

米飯は昨年度の80円おにぎり及び390円弁当の販売個数が多かったため、トータルの販売金額においては昨年度を下回りました。3月からは、「素材厳選おにぎり」（130円）や「御飯サンド」（180円）、「特選サケ弁当」（550円）など、より質にこだわった高価格商品の展開に取り組み、売上改善を目指します。4月も引き続き特選おにぎりなど質の高い商品を提供し、売上とともに商品単価や荒利の改善に取りんで参ります。

調理パンは昨年度プロモーションを行い好評だったHOTサンドシリーズの影響を受け、前年を下回りました。3月からベーシック商品の素材、価格の見直しを行ったリニューアル商品の展開を開始しており、効果が出始めています。4,5月の行楽シーズンに向けてさらなる拡販に取り組んで参ります。

ベーカリーはオーガニック小麦使用ベーカリーシリーズの発売もあり、好調に推移いたしました。

3月は例年に比べ全国的に気温が高かったため、調理麺やアイス、清涼飲料の販売が好調でした。清涼飲料の好調は気温の上昇及び新製品の発売が相次いだ事によるものです。中でも弊社のオリジナル商品「LAWSON玉露入り一番茶」（120円）の販売が好調に推移いたしました。

昨年行った浜崎あゆみ、福山雅治など、コンサートチケット独占販売のような目玉商材が今年は欠けたことも前年比未達の一要因です。

朝日放送（ABC）『ごきげんブランニュー』とのタイアップ企画商品「エスビーおかんカレー」「日清おかんカレーうどん」「神戸屋おかんカレーうどん」を3月15日より近畿・中国・四国エリア限定で販売を開始し、好調に推移しています。

4月の週刊ローソンではドリンク剤キャンペーンや特選おにぎりを取り上げ、売り場の活性化に取り組んで参ります。

尚、今月より客数・客単価の前年比を既存店ベースで発表しております。