2002年7月度における全店総取扱高（=121,308百万円）前年比97.6%、既存店売上高前年比94.4％、全店平均日販519千円、既存店平均客数（＝861人）前年比95.1％、既存店平均客単価（=603円）前年比99.3％となりました。7月上旬に気温が低かったこと、週末に台風が直撃したことがあり低調なスタートとなりました。後半になり暑さが盛り返しましたが、結果として-5.6%となりました。

7月度が不調であった主要因としては上記の天候インパクトが大変大きかったほか、昨年の7月は「GLAY」および「千と千尋の神隠し」のプロモーションが好調であったことが挙げられます。

昨年の390円弁当、80円おにぎりの影響を引き続き受けており、米飯部門は基調の変化を見出せませんでした。ただし、プライスラインの改善はされており、490円の価格帯の弁当が好調に売れています。また、土用丑の日に併せて販売した「特選うな重」（720円）が好調でした。また、関西地域限定で発売したタイガース弁当も、該当地区の売上効果となっています。常温寿司は引き続き好調に推移しています。

清涼飲料、アイスが不調でした。これらの商品は気温の影響を受けたこともありますが、清涼飲料に関しては昨年からブームが始まった日本茶のような大型新商品がなかったことも要因と考えています。

一方、チルド飲料（主にパーソナルサイズ）が好調でした。これはクーポン実施の効果によるもので、併せて品揃え強化された結果と考えます。また、デザート部門はヨーグルトやゼリーが好調に推移しました。

また先月お伝えしたようにベーカリーの基調が戻ってきております。7月は有名カレー店「バルチックカレー」とのタイアップ商品第二弾を発売した他、弊社オリジナルの「小麦畑からの伝言」において行ったスタミナフェア-商品（「BIG焼肉バーガー」150円、「BIGソーセージロール」160円など）などが好調でした。

8月はおにぎりリニューアル等、帰省や夏休みなど外出の機会が増えるシーズンにあったプロモーションを展開して参ります。

8月1日よりローソンパスの稼動を開始しました。サインレスショッピングやキャッシングサービス機能のほか、ローソンならではのポイントプラグラムや一部対象商品の会員割引価格などヘビーユーザーの期待に応えるカードとなっております。6月11日より募集を開始し、7月30日現在のカード発行枚数は30万枚を突破しております。今後、初年度で100万人、3年で200万人の会員獲得を目指します。

2002年2月期アニュアルポートを発行いたしました。連結業績概要に加え、弊社代表取締役社長、新浪剛史が就任し、最初の発行となります今回は、Lチャレンジ2004の実現ステップも合わせて説明しております。