2003年11月度における全店総取扱高（＝108,954百万円）前年比103.5％、既存店売上高前年比101.7％（ハイウェイカードを除いた既存店売上高前年比。インパクトは1.3％）、全店平均日販477千円、既存店平均客数（＝792人）前年比100.0％、既存店平均客単価（＝608円）前年比101.7％でした。

第3四半期の状況は、出店449店、クローズ344店（うち置換168店）で第３四半期末の店舗数は7,730店（期首差109店）になりました。質を伴った契約が順調に出来ていることから出店計画600店を上回る出店が出来そうです。店舗純増数は計画通りの200店増となる予定です。

第3四半期に入ってからは既存店前年比が好調に推移しており、また客数も回復しています。

11月は前年と比べて雨の日が多かったものの、気温は全国的に前年より高くアイスや飲料が伸長しました。特に、チルドパックタイプのコーヒーは新商品の投入が相次いだこともあり好調でした。

米飯カテゴリでは11月で「おにぎり屋」が一周年を迎えました。昨年、導入当初に大々的に販促を行ったこともあり、おにぎり全体では落ち込みが見られました。今後は低迷気味の手巻きおにぎりにも新商品を投入し前年比回復を目指します。

新聞報道で言われているように冷夏の影響で米の価格が上がっています。特に銘柄米が上昇している状況下、当社は「安全・安心・健康＋おいしい」のこだわり商品の質を落とすことなく、引き続きお客様に提供することで、ブランド強化・米飯の売上増を目指します。なお、原材料の価格上昇分は、原則として販売価格に転嫁することなく値入率引き下げなどで対応します。これは業績面でのリスク要因ですが、売上高の増加などでリカバリーできるようチャレンジしたいと思います。

前月にお伝えしましたが、10月28日にリニューアルした野菜サラダが好調です。今後も素材にこだわり、順次新商品を投入して参ります。

ベーカリーカテゴリでは、「とっておき宣言」の他に有名カレー店「ビストロ喜楽亭」とのタイアップ商品第2弾の「森の木の子かれーパン」（150円）の販売もあり好調でした。

惣菜・ベーカリーに続いて取り組みを強化しているデザートカテゴリにおいては、昨年のブーム反動でヨーグルトが落ち込んでいる一方で当社オリジナルのチルドデザート「フレシャンテ」シリーズやグリコ乳業（株）とタイアップしたローソン限定商品「スイーツスイーツ」などが好調です。

11月20日に販売解禁された「ボジョレーヌーヴォー」は、店舗での予約取り組みの効果もあり、11月で約12万本を販売いたしました。これは昨年と比べて4倍の実績となります。