2003年12月度における全店総取扱高（＝116,517百万円）前年比100.5％、既存店売上高前年比98.7％（ハイウェイカードを除いた既存店売上高前年比。インパクトは1.3％）、全店平均日販491千円、既存店平均客単価（＝640円）前年比98.7％、既存店平均客数（＝773人）前年比100.0％と客数が下期に入り回復傾向にあります。

全国的に気温が例年よりも高かったため、おでんや調理麺が苦戦した一方で飲料が好調でした。

米飯カテゴリでは和風折詰幕の内（650円）や鮭いくら寿司（580円）、新潟コシヒカリおにぎり鶏めし（160円）など素材にこだわったベーシックな商品を投入しましたが、おにぎりカテゴリの前年比は厳しく、また弁当は一部エリアにて販売不振が見られました。

ベーカリーカテゴリは、「とっておき宣言」シリーズの好調や期間限定で発売した喜楽亭「かれーパン」第3弾（160円）の投入もあり引き続き100％を維持しています。

年末商材においては、質にこだわったクリスマスケーキおよび産地と素材にこだわったお歳暮は前年を上回りました。一方で、年賀状印刷は家庭のパソコンでの作成が普及してきており、前年申込み件数にとどきませんでした。

先月、業績面でのリスク要因として米価格の高騰に言及しました。12月の入札においても値上がり傾向となっております。弊社の戦略として「安全・安心・健康＋おいしい」のこだわり商品の質を落とすことなく引き続きお客様に提供することで、ブランド強化を通して米飯の売上増を目指していますが、短期的には成果が出ておりません。また足元の状況では、日用品・加工食品等の売上高・値入の低下により、厳しさが増しております。

しかしながら、上述のブランド強化路線により、1月には弁当・おにぎりの「新潟コシヒカリ」シリーズの追加投入、テレビCM・ローソンパス会員優待価格等の販促を予定しており米飯の巻き返しを図っていきます。