2003年5月度における全店総取扱高（＝109，915百万円）前年比98.0％、既存店売上高前年比98.1%（ハイウェイカードを除いた既存店売上高前年比、インパクトは1.4％）、全店平均日販471千円、既存店平均客数（＝801人）前年比99.7％、既存店平均客単価（＝593円）前年比 98.4％でした。

第1四半期の状況については、出店97店、クローズ116店、第1四半期末の店舗数は7，606で期首差▲19店になりました。低収益店クローズを先行していますが、契約残を確実に積み増しており、今期の店舗数純増200に向けて順調に推移しています。

5月度においては、おにぎり屋「鮭漬け焼」（5月13日発売160円）や、同時発売した「おにぎり屋のみそ汁　米みそ」（150円）、「おにぎり屋緑茶」（120円）、また、ベーカリー・アイスクリーム・チルド飲料の商品群が好調でした。しかし、ゴールデンウィークが昨年と比較して1日少なかったこと、昨年は「千と千尋の神隠し」のジブリ関連商品の売上（約0.9％のインパクト）が大きかったこと、また昨年のワールドカップ開催に伴った雑誌の高販売実績の反動による落ち込み等が見られ、4月度よりトレンドが落ちました。

発泡酒の増税の影響はほとんど見られず、ビール・発泡酒分類のトレンドは変っていません。

すでにご報告申し上げた通り、5月21日に弊社の取引先である（株）サンデリカより、サンデリカ仙台第一事業所で製造し、宮城・山形地区の店舗で販売しておりました「新潟コシヒカリおにぎり」と、すでに販売を終了している「徳島産地鶏阿波尾鶏使用鶏五目おにぎり」の一部において、JAS法（農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律）に基づく加工食品品質表示基準に反して表示とは異なる原材料を使用していたとの連絡を受けました。弊社と致しましては、原因の追求を行うとともに、再発防止に努めてまいります。事故の経緯を含む詳細につきましては、ホームページ上のニュースリリースおよびトップマネジメントメッセージをご確認ください。

5月27日（火）に弊社第28回定時株主総会を開催しました。決議内容についてはこちらをご確認ください。

米飯類の商品強化の続編として、6月3日に発売した「ビーフカレー」「夏野菜とチキンのカレー」が好評をいただいています。また長期低迷していたサンドイッチにも手を入れ、従来のスタイルを大きく変えたサンドを発売します。主力商品である「おにぎり屋」「エリアイチオシ弁当」と併せて、これらの商品を繁忙期に向けて展開し、売上アップにつなげていきます。

今年も6月3日より8月16日の75日間でサマーギフトを展開開始します。ローソンオリジナル商品の充実と、ウィンターギフトで好評であった「高島屋ギフト」の継続展開をすることで、獲得件数の底上げをしていきます。