2004年7月度における全店総取扱高（＝126,298百万円）前年比108.5％、既存店売上高前年比104.3％、全店平均日販526千円、既存店平均客単価（＝587円）前年比98.4％、既存店平均客数（＝894人）前年比105.9%でした。当社においては昨年、たばこ増税に伴う駆け込み需要の売上が7/1に含まれていたことにより、今年度の既存店売上高前年比を押し下げる要因となっており、その影響を補正した実質の既存店売上高前年比は106.3％でした。

全般的には天候にも恵まれ、好調な売上となりましたが、一部ネガティブな要因も見られました。 1.7月末に発生した大型台風が西日本を中心に上陸（特に四国地方）し、多くの夏祭りや花火大会が中止になるなど、一部のエリアで売上に多大な影響がありました。 2.コンサートチケット（GLAYなど）の昨年のハードルが高く、昨年実績を下回りました。（影響度約1％）

一方で、継続して行っている売筋商品の品揃え強化施策、発注精度の向上が奏効し、また昨年の冷夏とは対照的な記録的猛暑により夏季商品の冷し麺、栄養ドリンクなどが2桁の伸長となりました。特にアイスクリームは約150％、清涼飲料は約120％と大幅に伸長しました。

米飯カテゴリーはおにぎりクラスで新商品投入の効果もあり既存店売上高前年比100％を超えて伸長しています。また、土用の丑にあわせて販売したうなぎ蒲焼重が売上高前年比130％で伸長するなど、お弁当も徐々に回復しております。なお、一部、TV・新聞報道であった通り、8月3日より東名阪地域の約 5,000店舗を対象に最新調理機器を使い、従来使用している食材の食感・食味を格段に改善した俵むすび幕の内（530円）の販売を開始しています。取扱品目を徐々に増やし、効果検証をした上で全国に拡大させます。

FFカテゴリーは先月の新商品投入に引続き、今月はからあげクンガーリックペッパー（210円）の発売も開始しており好調に推移しています。