2006年6月度における全店総取扱高（＝121,767百万円）前年比102.3%、既存店売上高前年比98.7％、全店平均日販495千円、既存店平均客単価（＝581円）前年比101.3％、既存店平均客数（＝850人）前年比97.5％でした。

当社が重視している指標である既存店値入高については、昨年同月の前期比伸び率が100%を大きく超えていたこともあり、前年を下回りました。ご参考まで、昨年6月にはローソン創業30周年記念フェアを大々的に行っておりました。

この6月はプロモーション「ローソンフェア」を実施し、客数のトレンドは5月よりも改善してきております。

既存店売上高に対するハイウェイカード販売中止のマイナス影響は1％強です。

7月1日からのタバコ増税に伴う駆け込み需要により6月度においては既存店売上高前年比で約2.9％の押し上げ効果がありました。尚、弊社は日次の精算を毎日13:30に行っており6月30日13:30以降の最終日駆け込み需要分は7月度に計上されます。

エリア別では引続き関東・中部など都市部が好調でしたが、中四国が苦戦しています。

6月後半週にかけて雨の日が多くなったため、飲料やアイスの売上が伸び悩みました。

米飯カテゴリーについては、ローソンフェア限定商品となる「スパイシーステーキ重」（580円）やナチュラルローソン社との共同企画「黒豆入丹波黒　黒豆おにぎり」（150円）などを投入しましたが販売トレンドに大きな変化はありませんでした。尚、6月20日（火）より土用の丑の日のうなぎ蒲焼重（数量限定）の予約を開始しています。

FFカテゴリーについては、新商品投入やプロモーションの効果もあり引続き2桁の伸長となり、好調でした。

7月は夏場の売上を最大限確保すべく大型キャンペーンの投入など引続き販売促進策を実施します。

なお、6月末時点での、「ローソン」以外の店舗数はナチュラルローソンが60店、ローソンストア100が45店となっています。

ナチュラルローソン・ローソンストア100に加えて、7月1日のニュースリリースの通り、高齢化が進む地域において、商品や店舗レイアウトに関して高齢者の視点に立ち工夫を凝らした「シニアにやさしいローソン」の実験を開始しました。引続き地域のお客様のニーズにあった店舗づくりを目指します。

第1四半期決算発表を7月4日（火）に行いました。決算短信等をホームページ内に掲載いたしましたのでご確認ください。