代表取締役 社長執行役員
新浪 剛史
こんにちは、新浪です。
本日、8月度営業概況を発表いたしました。
上期は記録的な冷夏の影響を受け夏季商戦の商機を完全には捉えきれない結果となってしまいました。
一方で上期に取り組んできた構造改革の方向性は正しいと確信しています。いくつかの事例をあげますと、
- ベンダー再編・・・これにより生産管理・最新設備・手間をかけた調理法の導入が可能になります。
- 合成着色料・保存料の撤廃・・・常に安全な商品をご用意することで、おいしいさだけではなく安心をお客様に提供します。保存料をなくすだけでなく、食品添加物の総使用量を大幅に制限する、この取り組みは段階的に進めております。首都圏・近畿圏のローソンはすでに撤廃完了しており、その他の地域についても年度内に完了予定です。
- ※首都圏= 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県 (一部の店舗を除く)
- ※近畿圏=大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・三重県 (一部の店舗を除く)
- (株)カルチュア・コンビニエンス・クラブとのアライアンス・・・10月よりローソンで買い物をされたTSUTAYA会員へのポイント付与をスタート予定です。これにより新規顧客を獲得します。
などです。
下期の具体的な施策については10月14日の中間決算発表時にお伝えしますが、先立ちまして9月1日に組織改革を行いました。そのコンセプトは下記の通りです。
|
|||||||
具体的には、下記の4点です。 | |||||||
(1) | 「品質管理本部」の設置 商品をつくるうえで重要な“衛生管理”“品質管理”“取引先施設での製造工程管理における質の確保”を図るため、「品質管理部」を商品・物流本部から独立させ、直接、取引様とこの3つの管理の徹底を行います。 |
||||||
(2) | 「次世代フォーマットプロジェクト」の設立 変化する社会環境に対応し、新しいCVSの形態の研究・実施を強力に推進します。 |
||||||
(3) | 社長が商品・物流本部長を兼務 お客様にとってより魅力的な商品を提供していくために、強力なリーダーシップをフルに発揮することにより、商品力を強化し、お客様により魅力的な商品をつくっていきます。 |
||||||
(4) | 「営業統括担当」の設置 攻めの経営を推進する為、商品およびマーケティング・オペレーション施策を統括し現場への浸透を図ります。それによってオーナーさんと店作り・売場作りの徹底度を強化していきます。 |
この新しい体制のもと、最重点施策である「3つの徹底」をはじめとする取り組みを下期も継続していくことで、お客様の来店数増加・満足度の向上を図っていきます。是非、ご期待下さい。
平成15年9月10日
代表取締役
社長執行役員
新浪 剛史