代表取締役社長 CEO
新浪 剛史
本日、2008年2月期第3四半期決算を発表いたしました。9ヶ月累計の主な業績数値は下記の通りです。
◆ | 連結営業利益 | 379億円 (前期比106.9%) |
◆ | 連結経常利益 | 378億円 (前期比106.1%) |
◆ | 四半期純利益 | 188億円 (前期比107.4%) |
業績詳細はこちらをご覧下さい。
第3四半期決算の主なトピックスは下記の通りです。
連結営業利益は約7%と増益を達成いたしました。トップラインはやや苦しみましたが、販売管理費のコストコントロールが奏効いたしました。
(1) | 既存店前年比は99.1%と苦戦しました。地域別では地方において景気の影響を受け、一方で都心部は好調でした。商品別では弁当を含む米飯類の販売が低迷しましたが、客層拡大に向けて品揃えを強化したデリカやデザートの販売は好調でした。ポイントカード累計会員数については560万人を超え、売上に占める比率は約12%となっています。 |
(2) | 客層拡大のための取り組みである、生鮮など品揃えを広げたローソンプラスへの転換を推進しました。 |
(3) | 販売費については、効率性の追求により、費用を削減しました。 |
(4) | 累計出店数は328店となりました。やみくもに出店数のみを追うことなく、当社独自の出店基準を厳格に適用した出店を行ってきた結果、今期計画数に届かない可能性が出てきたため、通期の出店数計画を50店少ない490店へと修正しました。今後も、数のみを追いかける無理な出店は意識的に行わず、出店案件の将来の収益性を慎重に見極めて、出店を行ってまいります。 |
以上の結果を踏まえ、通期業績の計画達成と、既存店オーナーの収益向上を目指し、重点施策への取り組みを続けます。
なお、株式会社九九プラスとの提携については、12月25日に発表の通り、出資比率34.2%の筆頭株主となります。これにより提携開始以降、取り組んできた物流合理化・共同商品開発のスピードを速めることが可能となります。特に、共同開発商品については、適量・小分け商品の提供品目数が増えるため、より一層マチ(地域)のお客様に合った商品が提供できると考えています。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、ROE(自己資本当期純利益率)を指標とした資本効率向上への強い意思と、企業価値創造の努力に対して引き続きご理解とご支援をいただきますよう何卒よろしくお願申し上げます。
平成20年1月8日
代表取締役
社長執行役員
新浪 剛史