代表取締役 CEO
新浪 剛史
本日、2014年2月期通期決算を発表しました。主な連結業績数値は下記の通りです。
◆ | 営業利益 | 681億円 (前期比102.8%) |
◆ | 経常利益 | 688億円 (前期比104.5%) |
◆ | 当期純利益 | 379億円 (前期比114.4%) |
業績詳細につきましてはこちらをご覧下さい。
■2013年度実績
2013年度につきましては、たばこの売上低下や天候不順によるマイナス影響はありましたが、淹れたてコーヒーMACHI caféの積極導入や生鮮食品、内食関連商品の充実を通じて、客層拡大を推進し、お客さまのニーズに合った品揃えに努めました。その結果、通期の既存店売上高前年比*はほぼ前年並みの99.8%を維持しました。出退店は国内ローソングループとして、869店出店し、393店閉店した結果、476店の純増となりました。また、原材料調達プロセスへの直接関与という当社の強みを活かした、付加価値の高い商品の開発が進み、たばこを除いた総荒利益率は、前年同期に比べて0.4%ポイント増と引き続き向上しました。
*既存店売上高前年比:2013年度第3四半期までと同様に、ローソンマート分を除いて算出。
販売管理費につきましては、店舗純増やMACHI caféを積極導入したことにより、施設費が増加した一方で、効果的な販促手法を活用するなど、販売管理費全体ではこれまでと同様にROIを鑑み、適切にコントロールいたしました。
これらの結果、連結営業利益は681億円と前年を18億円上回り、2.8%の増益となり、11年連続の増益と、過去最高益を更新することが出来ました。また、連結当期純利益は、前年比47億円増の379億円、ROEも前年を上回る16.1%となりました。
■2014年度利益計画・配当
2014年度の利益計画につきましては、連結営業利益で750億円(前期比110.1%)と12年連続の増益を見込んでおります。
また、配当金につきましては、ROE20%という中期経営目標を目指しつつ、株主の皆さまへの継続的な増配を重視することで、引き続きご支援いただきたいという想いから、2015年2月期の年間配当金は前期より20円増配し、1株につき240円を予定しております。
最後に、先ごろ発表いたしましたとおり、5月27日にて取締役会長に就任*する運びとなりましたことを報告させていただきます。
*同日開催の定時株主総会およびその後に開催される取締役会にて、正式に決議予定
これまでの株主・投資家の皆様との建設的な対話のおかげで、11年連続増益、ROEも16%を達成しました。株価も就任当初よりも大きく上昇し、配当を含めTSR(株主総利回り)は、東証平均、業界平均を大きく上回る実績を残すことができました。
今後は、会長として、5月1日に社長に就任予定の玉塚をサポートしてまいります。皆さまにおかれましては、これまでと同様に、ご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2014年4月10日
代表取締役 CEO
新浪 剛史
3月24日発表の新経営体制についてのCEO及びCOOからのメッセージはこちらをご覧下さい。