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今年の節分は、海鮮恵方巻で行事食を楽しもう!

節分は豆まきだけじゃない!恵方巻や豆料理など行事食を楽しむのはいかが?

こんにちは、管理栄養士の藤橋ひとみです。

今年の節分は2月2日。

節分に食べるものといえば「恵方巻」ですよね。毎年異なる方向の「恵方」を向き、黙って食べながら願い事をすると願いが叶うとされています。
ローソンでも、毎年この時期ならではの季節商品として、さまざまな種類の恵方巻が店頭に並びます。

今回はその中から「海鮮恵方巻」をご紹介!発売に先駆けて試食しましたので、私の感想もシェアさせていただきます。

海鮮恵方巻

海鮮恵方巻
予約期間:2024年12月10日(火)~ 2025年1月27日(月)
お渡し・発売期間:2025年1月30日(木)~ 2月2日(日)

ローソン標準価格:1本入 580円(税込)、3本入 1,650円(税込)

【栄養成分表示(1本当たり)】
エネルギー:251kcal
たんぱく質:12.0g
脂質   :4.0g
炭水化物 :42.8g(糖質:40.5g、食物繊維:2.3g)
食塩相当量:2.90g
(推定値)

お寿司といえばやっぱり海鮮!昆布だしのきいた酢飯に、人気のサーモン、まぐろに加え、飛魚卵、海老、厚焼玉子、きゅうりを加えた全6種の具材で仕立てた海鮮恵方巻。
断面の彩りが美しく、さまざまな食感が楽しめます。

試食の感想
具だくさんで食べ応えがありますが、1本丸ごと食べ切れるちょうど良いサイズ感でした。飛魚卵のプチプチ感やきゅうりのシャキシャキ感など、6種類の具材のいろいろな食感が楽しめるので飽きずに食べられます。イベント本来の食べ方は丸かじりですが、食べやすくカットしてお皿に並べると、断面の彩りがきれいで食卓が華やぎました。

ひじき煮

節分にちなんで、大豆を使っている惣菜「ひじき煮」もおすすめです。
恵方巻と一緒に食卓に並べて、おいしく節分を楽しみましょう!

ひじき煮(写真左)
ローソン標準価格1食181円(税込)

【栄養成分表示(1食当たり:70g)】
エネルギー:49kcal
たんぱく質:2.7g
脂質   :1.1g
炭水化物 :8.6g(糖質:5.4g、食物繊維:3.2g)
食塩相当量:0.8g
(推定値)

かつおと焼きあごのだしを使用し、ふっくらと炊き上げた定番の惣菜。お手頃な価格なので、買い置きして冷蔵庫の常備菜にするのもおすすめです。

試食の感想
濃いめの味つけがよく染みていて、だしの香りと旨みも相まって満足感があります。ひじき・大豆のほかに、油揚げやにんじん、れんこんなどの具材もゴロゴロと入っていて食べ応えがありました。甘めのほっとする味で、ごはんのお供に相性抜群。常備菜として、食卓が寂しくもう一品ほしい時や、お弁当のおかずにも活躍してくれそうです。

節分がもっと楽しくなる!伝統・行事食・豆知識を知ろう

節分の定番といえば豆まき。「鬼は外~、福は内~!」と言いながら豆をまく行事というイメージがありますよね[1]。

しかし、節分の成り立ちや、風習の理由について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は、日本の伝統行事として代々行われてきた「節分」について、一緒に理解を深めてみませんか?

■そもそも節分とはどんな行事?
節分は「季節を分ける」という意味で、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてが節分ですが、一般的には立春の前日を指します。節分にやることの定番といえば、豆まき、柊イワシを家の軒先に飾る、恵方巻を食べる、など。このような節分の伝統行事は、厄払いや邪気払い、無病息災を願うために行われてきました[2]。

■豆をまくのはなぜ?
古くは季節の変わり目に鬼がやってきて災いや疫病をもたらすと考えられていました。家からこの鬼を追い出して福を招き入れるための風習が豆まきです。豆をまくようになったのは室町時代とされ、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来しているそう[2]。

豆まきに使われる豆は、「福豆」と呼ばれ、一般的には炒った大豆などが使われます[1]。豆は自分の歳の数、もしくは年齢プラス1粒だけ食べると、病気にならず長生きするといわれています[2]。
豆を数えながら食べるのも楽しいですが、煮豆やひじき煮など、大豆を使ったメニューを食卓に加えるのもおすすめです!

■節分に恵方巻を食べるようになったワケ
近年、節分の日に「歳神(年神)」様がいる方向である「恵方」を向いて、願い事を思い浮かべながら、太巻(恵方巻)を無言で一気に食べる風習が全国に広がっています[2]。この風習は大阪に端を発するともいわれますが、起源や発祥は定かではありません。花街の遊びから生まれた、江戸時代末期に大阪・船場の商家で商売繁盛を願って行われたなど、その由来は諸説あります[3]。
一気に丸かじりする食べ方は、「商売繁盛、幸せを一気にいただく」という縁起かつぎで、正月に行われていた「恵方参り」が形を変え、節分のしきたりとして復活したものだそうです[2]。

■「節分」の食文化を次世代へ
恵方巻は、新しい節分の慣わしとして日本文化になりつつあります。子どもたちにも、節分の行事を行う理由や、行事食の楽しさを伝え、次世代に繋げていけたらいいですね。

2025年の恵方は「西南西」で、もう少し細かく見ると「少し西寄りの西南西」なのだそう。今年は海鮮恵方巻で縁起かつぎをしてみてはいかがでしょうか。

ローソンでは「健康」に配慮しながら「よりおいしいもの」を目指した商品開発や、「安全・安心」を第一に考え、安全に関する法令遵守・品質管理を徹底しています。

【参考文献】(2024年12月5日参照)
[1] 農林水産省, みんなに話したくなる「節分」について, ~節分に使う豆ってなに? ~
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syoku_anzen/manabu/r0501/setubun.html
[2] 農林水産省, Let's!和ごはんプロジェクト, 節分と恵方巻レシピ
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/wagohan/articles/2301/spe13_04.html
[3] 農林水産省, うちの郷土料理, 恵方巻き/巻きずし 大阪府
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_13_osaka.html

藤橋ひとみ

株式会社フードアンドヘルスラボ 代表取締役、管理栄養士。
東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。すべての人が毎日の食事で 心と体のトラブルを予防・改善できる社会づくりに貢献すべく、コラム執筆、コンサルティング、レシピ開発、メディア出演など幅広く活動中。
https://is-food-health-labo.com/

※画像はすべてイメージです。
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※「ローソン標準価格」は、株式会社ローソンがフランチャイズチェーン本部として各店舗に対し推奨する売価です。
※店舗により納品時間が異なるため、発売時間は前後する場合がございます。

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