~マチの復興からマチの発展へ~ 宮城県南三陸町に次世代型環境配慮店舗がオープンしました!
2011年12月 1日
2011年12月1日(木)、宮城県南三陸町に次世代型環境配慮店舗がオープンしました。
この店舗は自然エネルギーを活用して省エネ+蓄電を実施し、ピーク電力カットと災害時の電力を供給することができます。また、建物のプレハブ化により少ない建材と短い工期で、スピーディーな店舗建設を実現します。
<次世代型環境配慮店舗概要>
店舗名:ローソン南三陸入谷店
住所:宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢361-1
<主な特徴>
■ 自然冷媒(CO2冷媒)による温暖化抑制と省エネ
温暖化に対する影響度(温暖化係数)は自然冷媒(CO2冷媒)を1とすると、フロンが3920。
フロンを使わないことで、工事・メンテナンス時にもオゾン層破壊・温暖化を抑制します。
また、Co2冷媒を使用することで、熱搬送効率が良くなり電気使用量が削減されます。
要冷機器全体で約25%、店舗全体では約11%の電気使用量の削減効果があり、年間CO2
排出量を約9トン削減することができます。
ローソンは2011年度中にこのノンフロン型(CO2冷媒)冷凍冷蔵システムを50店舗に
導入いたします。
■ 太陽光パネルと蓄電池の導入による省エネと災害対応
太陽光パネル(3.2kw)により、店舗全体の電気量の2.3%相当を発電します。
また、蓄電池により夜間で蓄電、昼間のピーク時に放電を実施し、冬場・夏場にあわせた
ピーク電力カットが可能になります。
蓄電池には常時電力を備えており、災害(停電)には自動的に蓄電池からの電源供給
に切り替え店舗営業を継続します。
■ プレハブ工法採用による使用建材の削減と工期短縮
大和リース株式会社と開発を進める新工法を採用し、軽量鉄骨を利用することにより、
従来に比べ、鉄骨使用量を66%削減、基礎コンクリート使用量も50%削減。
外壁のパネル化などとあわせ工期の短縮も実現しています。
■ 扉付ウォークイン、省エネフライヤー、LED照明(※)による電力削減
扉付ウォークインは、冷気漏れを抑止、保冷効率を良くすることにより電気使用量を削減します。
省エネフライヤーは、保温性能や待機電力の高効率化を実現。
LED照明は、既存店に導入をした蛍光灯タイプを利用することで、電力を削減するとともに
導入コストを大幅に削減しています。
(※)ローソンは東日本大震災による電力供給不足を受け、2012年2月末までにローソン店舗全店(10,326店:2011年10月末)へのLED照明の導入を予定しています。
2011年10月末現在、LED照明導入店舗は9,657店です。
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