ごあいさつ
コンビニエンスストアが日本に誕生して約40年。時代の流れとともにお客さまのニーズも多様化し、今では、単に便利な買い物をする場だけではなくなっています。24時間いつでも灯りがともる場所として、緊急時や災害時には頼れるインフラとなるなど、人々の生活に「なくてはならない」存在となり、求められる役割もますます広がっています。
ローソンは、常にこうした社会の動きに目を配り、企業理念である「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の実現に向けて、さまざまな試みにいち早く着手してまいりました。
近年、少子高齢化による人手不足や、業界の再編、デジタル技術の革新など事業環境は日々変化を続けています。こうしたなかでも、引き続き社会の要望に応えながら、持続的な成長を遂げるため、2016年度から「1000日全員実行プロジェクト」をスタートさせました。お客さまの生活全般のニーズを満たす「ローソン型次世代コンビニエンスストア」モデルを構築し、企業理念の実現を目指すものです。
2018年度は、このプロジェクトが最終年度を迎えます。これまで築き上げた土台をベースに、商品力、売場力、新店力の強化を進めるとともに、次世代システムへの投資など店舗生産性の改善にも取り組みます。最新のテクノロジーを駆使することで店舗とお客さま両方のストレスを軽減し、そして温かいおもてなしも守り続ける。
これは、私たちだけで実現できるものではありません。フランチャイズ(FC)加盟店オーナーの方々、店舗で働くクルーの皆さん、弁当工場や配送センターなどのお取引先の方々、さらには親会社である三菱商事株式会社も含めて、ローソングループに関わる全員が一丸となることで、1000日全員実行プロジェクトを完遂させてまいります。
一人ひとりが温かい心を持ち、マチの日々の暮らしを支える「なくてはならない存在」であり続けるために。ローソンは、「実行一流企業へ。」というビジョンの達成と企業価値の向上に取り組んでまいります。