■ブランパン誕生の想い

ーどんな想いでブランパンが誕生したのでしょうか？

ブランパンは健康を意識した人向けになっていますが、「もともとはパン好きの方ってどれくらいいるのか？」というアンケートで９割以上の方が、「パンが好き」と答えてくださったんです。
でも、「パンを食べるのを我慢してます」という声もすごく多くて。
「我慢せずにお腹いっぱいになるくらい食べてもらえるパンがあればいいな」という想いからうまれています。

ーお客さまにぜひ知ってほしいこだわりは？

「パンが好きな人に満足してもらえる味」にいちばん最初にこだわったところになります。
あとは、パッケージも「お客さまに伝えたいポイントを明確にできないか？」を考えました。

ーどんな研究をしたんですか？

おいしいと感じるポイントが香りや食感などいくつかありますが、もっとおいしくするために「どんな食材を使ったらよいか？」と「パンと相性がよいか？」を片っ端からメーカーさんと試してみました。
「パンになりませんでした」とか「黒いかたまりになりました」なんてこともありました（笑）。

■お客さまの声があったからくじけずにここまでこられた

ー当時、苦労したお話はありますか？

2～3回プレゼンしても通らず、通ったとしても、やむなく「こんなもんだよね」と（涙）。成長させる必要があるとすごく悩みました。
当時(2012年)は、まだ「糖質コントロール」という概念が世の中に根付いていなかったので、社内からは「もうやめてもいいんじゃない？」という意見もあったんです。

ーくじけず、あきらめずに続けることができた原動力は？

いちばんのきっかけは、ブランシリーズがはじまったその日に「こんなパン待ってました」とお客さまから声をいただいたんです。
メーカーさんにも「ありがとうございます」というメールもいただいて。
お礼の言葉をいただくってなかなかないですし、本当に嬉しくて、こういうパンをまっていたんだと思いましたし、“もっとおいしくしないと、もっと広げていかないと”と原動力になりました。

ーさいごに、お客さまにメッセージをお願いします。

健康を気にしながらも、好きなものを楽しんでいただければと思い、作りました。
ブランパンはさらに研究を重ね、おいしくなるように改良をしております。
過去に「ちょっと苦手」と思った方も、ぜひ、もう一度試していただけると嬉しいです！

インタビュー：2023年4月
※2023/6/23時点のパッケージです。