さらなるプラスチック削減を目指したローソン初の取り組み「MACHI café」コーヒーの上蓋を紙製に変更する実証実験をグリーンローソンで開始
2023年6月19日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、6月20日(火)から、淹れたてコーヒー「MACHI café(マチカフェ)」のホットコーヒー(S)で使用しているプラスチック製の上蓋を紙製に変更する実証実験を、「グリーンローソン」(※1)で実施いたします。今回の変更により、1杯当たりのプラスチック使用量は従来の2.1gから0.3g(※2)となります。ローソンでホットコーヒーの上蓋を紙製にするのは初めてです。
(※1)「グリーンローソン」(ローソン北大塚一丁目店、住所:東京都豊島区北大塚1-13-4)は、2022年11月にオープンしたローソンが目指す近未来型店舗です。食品ロス削減やプラスチック削減、CO2削減などの環境負荷軽減や、アバターによる制約のない働き方の実現、DX活用で創出するお客様との温かいコミュニケーションなど、20を超えるサステナブルな施策が集約されています。
(※2)耐水性確保の為、紙製の上蓋の表面をポリエチレンでラミネートしており、0.3gのプラスチックを使用しています。
従来のホットコーヒー(S) |
紙製の上蓋のホットコーヒー(S) |
画像上:飲み口を押し開けた状態 画像下:紙製の上蓋 |
これまでもローソンでは「MACHI café」のアイスメニューにおいて、カップを2019年から順次紙製に変更し、さらにストローを使用しないでも飲める蓋に変更することで、年間で累計約2,165トンのプラスチックを削減してまいりました(※3)。今回の実証実験では、全国の「MACHI café」導入店舗(13,659店、2023年5月末時点)での採用を目指し、紙製の上蓋の品質とお客様からのご支持を検証してまいります。実現した場合には、年間で約127トンのプラスチック削減につながります。
(※3) 「MACHI café」アイスメニューカップの紙素材への変更と、ストローを使用しないで飲める蓋への それぞれ以下の期間の販売数に基づくプラスチック使用量を比較してプラスチック削減量を算出 【Sサイズ】「2018年3月~2019年2月」と「2019年5月~2020年4月」を比較 【Mサイズ】「2019年3月~2020年2月」と「2020年10月~2021年9月」を比較 【メガサイズ】「2019年3月~2020年2月」と「2021年1月~2021年12月」を比較 |
ローソンは、「Lawson Blue Challenge 2050!」として社会・環境面に関わる目標を策定し、達成に向けて取り組んでいます。ローソンは今後も、商品の容器包装を環境に配慮した素材に変更するなど、プラスチック使用量の削減に取り組んでまいります。
<ローソンのプラスチック削減目標>
・容器包装プラスチック使用量を2030年に2017年対比で30%削減
・2050年にオリジナル商品の容器包装において環境配慮型素材を100%使用