ニュースリリース

デジタル技術で新たな接客と多様な働き方の実現を目指して
7月1日(火)から、青森県のローソン店舗で
<青森県>東北初、アバター接客導入の実証実験開始

2025年7月1日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、アバター事業を手掛けるAVITA(アビータ)株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長CEO:石黒 浩)と協業し、新たな接客と多様な働き方の実現を目指してデジタル技術を活用したアバターを、2025年7月1日(火)から、青森県内のローソン3店舗に導入し、本格展開に向けた実証実験を行います。アバターの導入は東北地区の店舗では初めてです。


<アバター接客イメージ>


ローソンのアバター接客では、アバターオペレーターが店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じてお客様とコミュニケーションをとり、接客の業務を行います。オペレーターは自宅などからリモートで勤務し、店内売り場のご案内や、セルフレジのご利用方法などを説明いたします。アバターの導入により、「時間」や「場所」、「年齢」や「性別」、「様々な障害」という制約の無い働き方が可能となります。また、1人のオペレーターが複数店を受け持つ等の効率的な人員配置による人手不足の解消につながります。


今回の実証実験は、人口減少率が全国の中でも2番目に高く(※)、人手不足が課題となっている青森県の店舗で行います。アバターを導入することで削減される店舗従業員のレジ業務に関わる時間で、まちかど厨房やファストフードの作成など売り場に関わる業務を行い、魅力的な売り場づくりを行うことを目的としています。これまでの実証実験では、アバターの導入により、セルフレジ利用率は15%以上向上し、また店舗従業員のレジ業務に関わる時間は1店舗あたり平均約1.5時間以上削減できました。

※出典:「人口推計(2024年(令和6年)10月1日現在)」(総務省統計局)

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2024np/index.html


ローソンは、新たな接客と多様な働き方の実現を目指して、デジタル技術を活用したアバター接客を2022年11月に取り入れ、2025年6月30日時点で6都府県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、香川県)28店舗で導入しています。ローソンのアバターオペレーターは2025年6月時点で約80名おり、国内では21都道府県、国外ではスウェーデンから勤務しているオペレーターもいます。また、アバターにおける新たな取組として、多言語での接客対応が可能なアバターや、3Dディスプレイによって立体的に表示されるアバターなども一部店舗で実証実験をしています。


<今回アバターを導入する青森県の店舗>

店名

住所

ローソン十和田池ノ平店

青森県十和田市大字大沢田字池ノ平116-3

ローソン三沢美野原店

青森県三沢市美野原2-22-21

ローソン三沢下久保店

青森県三沢市下久保3-1-10


ローソンは今後も、デジタル技術を活用した「新しい便利」と「温かい未来」の実現を目指してまいります。