ローソン店舗のトイレの実情を知ることで約1割のお客様のコンビニトイレに対する意識が変容「綺麗に使いたくなるトイレ」を目指して アートトイレを8店舗で11月4日(火)から順次展開スタート
2025年11月4日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信)は、コンビニエンスストアのトイレにおける課題解決に向けて、2025年4月15日(火)~17日(木)に1,200人のお客様を対象にコンビニトイレの使用について施設の利用経験者に対するWEBでの意識調査を実施しました。
本調査では「コンビニのトイレは必要である」または「どちらかといえば必要」と回答したお客様は全体の約9割いらっしゃいました。またトイレ利用目的のみで入店されるお客様の割合は約4割という結果になりました。さらに清掃や備品補充の負担、一部のお客様の心無い利用への対応など、トイレを開放することによる店舗への負担をお知らせすると約1割の方が「店舗の負担の大きさがわかった」「トイレ維持のため何らかの対処が必要」と意識が変化されたことがわかりました。
ローソンは、1997年にコンビニエンスストアチェーンで初めてトイレを開放し、現在は全国の店舗で1日に約100万人(※)の方にトイレをご利用いただいています。
お客様にコンビニトイレの実情についてもっとご理解いただきたいという思いから2022年より8都道府県12店舗でアートトイレを展開しています。アートトイレの設置後は、お客様のご利用マナーの向上により店舗の清掃・メンテナンスの回数が減るなどの効果が確認できています。
(※)当社実施の実験で測定した「店舗利用人数」や「トイレ利用率」などを基に当社にて試算したトイレの利用人数
4年目となる本年は11月10日の「トイレの日」および11月19日の「世界トイレの日」にあわせ、2025年11月4日(火)から順次、北海道・秋田県・栃木県・東京都・静岡県・和歌山県・愛媛県・福岡県の8店舗のトイレでアートトイレを展開いたします。
「ローソン アートトイレデザインコンテスト」では7月29日(火)~9月8日(月)の期間「綺麗に使いたくなるトイレ」をテーマに広くデザインを一般募集し、一般社団法人日本トイレ協会にもご協力いただき8作品を決定いたしました。
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選ばれた8作品 (北海道・秋田県・栃木県・東京都・静岡県・和歌山県・愛媛県・福岡県の8店舗) |
病気などで外出時にトイレの不安を感じる方も多くいらっしゃり、国内の多くの店舗でいつでも使用できるコンビニエンスストアのトイレは社会インフラとなりつつあります。一方で、店舗では1日複数回のトイレ清掃に加え、清掃備品、水道代などの負荷が大きくなっていることも事実です。また、心無い利用の仕方や犯罪につながる行為などもあり、今後のトイレ開放継続が困難になる可能性もあります。
ローソンは、コンビニエンスストアチェーンで初めてトイレを開放した企業として、誰でもいつでも安心して利用できる持続可能なコンビニトイレのサービスを継続するため、アートトイレの取り組みを通じてコンビニトイレについて理解を深める機会につなげてまいります。
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【調査実施概要】 ■調査期間 : 2025年4月15日(火)〜17日(木)の3日間 ■調査方法 :全国の15歳以上~69歳未満の男女1,200人を対象としたインターネット調査を実施。※コンビニエンスストアを月に1回以上利用した方は931人、そのうちコンビニエンスストアのトイレを利用した方は330人。 ■アンケート結果:コンビニエンスストアのトイレ利用率は、コンビニエンスストア利用者のうちの約35%であった。「緊急時に利用できる」「アクセスの良さ」「子供や高齢者に優しい」など評価されており、コンビニのトイレが社会的なインフラ・課題解決の一部を担っていることがうかがえる結果となった。 |
<選出されたデザイン詳細>
■ローソン芦別北4条東店 (住所:北海道芦別市北四条東1‐2‐1)
11月7日(金)に展開予定









