ニュースリリース

CHOに社長が就任し健康経営宣言を設定
様々な取り組みを実施し毎年「健康白書」を作成
グループ社員の2018年健康目標値を制定

2015年10月7日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉塚 元一、以下「ローソン」)は、「健康経営」の推進の為、10月7日より、これまでの健康ステーション推進委員会内での健康経営部分を独立させ、CHO(チーフ・ヘルス・オフィサー)を設置致します。また、2018年の社員健康目標値を設定し、社員の健康をまもる取り組みを更に推進してまいります。また、目標値に向けた数値の推移や情報をまとめた「健康白書」を毎年作成致します。2015年度版を2016年春に発行する予定です。


ローソンは、2013年10月に、コーポレートスローガンを「マチの健康ステーション」に変更し、お客さまの健康生活全般をサポートするとともに、ローソングループで働く社員の健康推進に向け、様々な取り組みを行ってまいりました。2015年には、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する平成26年度「健康経営銘柄」に選定されました。
玉塚がCHOに就任し、経営として社員の健康を更に推進させ、様々な施策をスピード感を持って進めてまいります。


■新たな取り組み
①健康経営宣言
ローソンの企業理念「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」に基づき、お客さまの健康生活全般をサポートする企業として、私たちの健康を推進いたします。健康は、本人だけでなく家族を含めた望みであり、会社の発展にとっても欠かせない要素です。家庭生活が充実してこそ仕事で最高のパフォーマンスが発揮できます。また、健康寿命延伸は、労働力の確保、医療費削減等、日本における社会の要請でもあります。ローソンは、経営としてローソングループ社員の健康の維持向上に努めることを宣言いたします。

②体制作り:CHOの設置
10月7日より、社長の玉塚元一がCHOに、統括産業医佐野元春氏(医療法人財団三友会理事長)と健康保険組合理事長宮崎純がそれぞれCHO補佐に就任し、更なる健康経営を牽引致します。また、人事本部内に社員の健康を推進する「社員健康チーム」を設置し、健康保険組合、労働組合と連携した様々な施策を展開してまいります。

③数値目標
2018年度時点での目標を定め、各施策を推進してまいります。


2011年
実績

2012年
実績

2013年
実績

2014年
実績

2015年
見込

2018年
目標

肥満

男性

37.4%

37.3%

37.8%

37.2%

37.8%

27.7%

女性

17.5%

18.0%

18.2%

18.6%

18.2%

17.0%

脂質

32.5%

32.8%

30.1%

30.0%

33.6%

27.2%

血圧

9.5%

8.8%

7.1%

7.4%

7.3%

6.2%

血糖値

7.0%

11.4%

12.0%

11.5%

7.3%

6.3%

喫煙率

37.5%

37.9%

37.4%

35.3%

35.1%

23.3%

アブセンティズム
休職者数(疾病)

0.2%

0.2%

0.2%

0.2%

0.2%

0.2%

休職者数
(メンタル疾患)

0.4%

0.4%

0.4%

0.4%

0.6%

0.6%

男性育児休暇
取得率

-

-

-

48.9%

100%

100%

※肥満:BMI25以上、脂質:HDL39mg/dl以下・LDL140mg/dl以上・TG150mg/dl以上のいずれか1つ該当、血圧:140mmHg以上、血糖:空腹時血糖110mg/dl以上またはHbA1c6.3%以上

④具体的取り組み
健康診断結果に基づき毎日の健康生活を後押しする各種取り組みを実施しています。診断結果により、食事や運動など生活の改善が必要な社員には、これまでアクションプランを実施。2015年度は宿泊型等の各健康施策を実施。さらに全社員に向けたローソンヘルスケアポイントを新たに導入。全社員の約95%が参加しています。
あわせて、メンタル面でも健全な生活を送れるよう、ストレスチェックの強化、スポーツ大会実施、余暇の奨励、子育て支援などもより充実させていきます。

⑤健康白書の作成
2018年の社員の健康目標数値に向け、各種取り組みの成果を数値的に分析し、年度ごとに健康白書として作成し、公表致します。(2015年度版は2016年春発行予定)


■今までの取り組み

2005年


ファミリー健康相談、メンタルヘルスカウンセリング(健康電話相談窓口)開設

2012年


全社員の健康診断の奨励 (ディスインセンティブ制度を導入)



健康診断結果に基づく第1次健康アクションプラン実施

2013年


コーポレートスローガンを「マチの健康ステーション」に変更



健康診断全社員受診達成



第2次健康アクションプラン実施



子育て手当金の支給(最大で年収の3%)



社内部活動の設置奨励(実績:57部誕生)

2014年


健康ステーション推進委員会発足



第3次健康アクションプラン実施 (対象をグループに拡大)

2015年


6月

ローソンヘルスケアポイント(※)開始



8・9月

宿泊型保健指導実施



10月~

CHO及びCHO補佐任命



11月(予定)

店舗指導者(SV)の運転の疲れを和らげる目的で、エクササイズビデオを作成し配信



11月(予定)

店舗従業員(オーナー・クルー)の立ち仕事の疲れを和らげる目的で、エクササイズビデオを作成し配布


          


※ローソンヘルスケアポイントとは
健康診断の結果から取り組むべき健康目標を自ら設定し、90日間欠かさず行動チェックをすることでポイントが付与されます。目標の達成ができればさらにポイントが付与されます。更にe-ラーニングを全社社員実施。会社・労働組合・健康保険組合の3者が協力して展開しており、ローソングループ各社の社員が対象となります。


また、ローソンは、FC加盟店オーナーの健康増進も重要なテーマと捉え、「ローソンオーナー福祉会」を通じた人間ドック及び健康診断の受診補助金制度や健康サポートメニューを用意しています。