ニュースリリース

地球温暖化抑制や持続可能な社会の実現に向け
東京都の店舗への配送の走行実証実験を開始
水素を燃料とした「燃料電池小型トラック」導入

2021年8月10日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、地球温暖化抑制やエネルギー多様化等に対応した持続可能な社会の実現に向け、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)、日野自動車株式会社(以下、日野)が共同で開発した、水素を燃料とした燃料電池小型トラック(以下、FC小型トラック)を東京都大田区の配送センターに導入しました。

今回導入するのは、トヨタと日野が共同で開発したFC小型トラックです。実用性・利便性を検証するために、東京都大田区の低温配送センターに1台導入し、7月30日(金)より、東京都内のローソン約20店舗への弁当やおにぎりの配送に使用し、走行実証実験を行っています。今後、走行実証実験による評価を踏まえ、社会的・ビジネス的観点において実用化可能かどうか検証してまいります。

<FC小型トラック概要>

日野「デュトロ」をベースに2代目MIRAIのFCユニット(FCスタック・水素タンクなど第2世代FCシステム)を活用し、動力および冷蔵・冷凍用ユニットなどの電源を燃料電池化。

・全長/全幅/全高:7.02m、2.21m、3.09m

・乗車定員:3人

・最大積載量:2,650kg

・航続距離:約260km

・最高速度:時速80km/h

・水素貯蔵量:約10kg

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ローソンでは現在、お客様、加盟店双方にメリットがあり、環境にも配慮した持続可能なモデルへ進化すべく、物流改革に取り組んでいます。

2021年1月には関東、中部、近畿エリアで、配送拠点から店舗までの組み合わせが最短の距離となるよう、大々的に組み替えを行いました。これにより約1,200店舗への配送拠点を変更し、配送ダイヤグラムを組み直すことで、配送コースを約3%減らし、CO2排出量も 約3%削減(半年累計約612トン減)を実現しました。


ロ―ソンは、今後も配送に伴うCO2排出量削減を目指し、物流改革に取り組んでまいり ます。