ニュースリリース

12月1日(水)、成都市に8店舗オープン中国四川省にローソン初進出

2021年12月1日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)の連結子会社である重慶羅森便利店有限公司は、中華人民共和国にある物流会社大手の百世(ひゃくせ)集団有限公司(本社:中国四川省成都市、以下「百世集団」)から、百世集団傘下の四川哦哦(しせんうぉうぉ)超市連鎖管理有限公司、(以下「四川哦哦」)の株式の100%持分を引き受けました。

今回の譲渡により、四川哦哦が運営するコンビニエンスストアを順次、「ローソン」に転換します。12月1日(水)に、7店舗が「ローソン」に転換し、新規で1店舗出店することにより、合計8店舗のローソンが四川省成都市にオープンします。四川省成都市で転換・出店する店舗は、ローソンの関係会社である成都羅森便利店管理有限公司(2021年11月19日設立)が管理・運営してまいります。


四川哦哦は、2005年に設立された小売会社で、2017年に百世集団の傘下に入りました。四川哦哦は成都市に255店舗(2021年10月末時点)のコンビニエンスストアを運営しています。


四川省の省都である成都市は人口約2,000万人を抱え、中国西南部最大規模の商工業都市です。西南部地域の中でも成都市は経済発展が進んでおり、特に若年層を中心にコンビニエンスストアへの需要が高まることが期待されています。今回の出店を通して、同地域の方々の利便性向上を図ってまいります。


ローソンは上海市政府から招聘を受け、1996年に現地子会社(上海ローソン)を設立し、中国初の日系コンビニエンスストアとして上海市に進出しました。上海でのノウハウを生かし、2010年以降、現地子会社を設立し、重慶市(2010年)、大連市(2011年)、北京市(2013年)に出店しました。2014年からは、各都市で地場小売企業とのメガフランチャイズ契約(※1)を推進し、出店エリアと店舗数の拡大を加速させてきました。また、パートナー企業が本部機能を持ち、指定エリアにおける運営開発全般を担うエリアライセンス契約(※2)を推進しています。中国本土における日系コンビニエンスストアの中で、ロ―ソンの店舗数は最大です。

(※1)現地子会社が地場小売企業と契約を結んでの出店方式です。

(※2)ライセンス先のパートナー企業が本部機能を持ち、商品開発・物流管理から、店舗開発・加盟店募集・ 運営管理まで、指定エリアにおけるフランチャイズ運営全般を担う出店方式です。


ローソンは今後も中国において、エリアライセンス契約や各地でのメガフランチャイズによる出店を強化し、2022年度に6,000店舗、2025年度に10,000店舗への拡大を目指します。


■中国における出店状況 (店舗数は2021年10月末時点)