2023年1月12日

株式会社ローソン（本社：東京都品川区、代表取締役 社長：竹増 貞信、以下「ローソン」）は、1月17日（火）に、「ローソン向ヶ丘遊園南店」（所在地：神奈川県川崎市）を「LAWSONマチの本屋さん」として、リニューアルいたします。店舗では、おにぎり・弁当・ベーカリー・デザート・飲料など通常のコンビニエンスストアの品揃えに加え、約6,000タイトルの本・雑誌の取り扱いを行います。「LAWSONマチの本屋さん」は日本出版販売株式会社とローソンが連携して展開する書店併設型店舗のブランドで、2021年6月に埼玉県狭山市に一号店をオープンしました。今回の店舗は5店舗目で、神奈川県では初めての出店となります。ローソンの書店併設型店舗は、「ローソン向ヶ丘遊園南店」のリニューアルに伴い、25店舗になります。

「LAWSONマチの本屋さん」の書籍・雑誌カテゴリーの合計売上高は導入前に比べて平均で約20倍となり、女性のお客様の来店が約1～2割増えました。ご家族やシニアの方の来店も増えたことで、絵本や文庫本なども通常のローソン店舗に比べて売れる傾向にありました。また、本・雑誌と一緒に、フライドフーズや、デザート、「まちかど厨房」の弁当、サンドイッチなどを購入されるお客様も多く、LAWSONマチの本屋さん「ローソン江津敬川店」のリニューアルオープン後約1か月間の日販は前年対比で約4割増となりました。

2000年代以降、電子書籍の普及などで書店の数が減少し、書店のない自治体が増加しています。「ローソン向ヶ丘遊園南店」がある、向ヶ丘遊園駅周辺（神奈川県川崎市多摩区登戸）には現在書店がありません。また、川崎市の人口1,000人当たりの書店坪数は約2.9坪で、全国平均の約9.7坪に比べて約6.8坪少ない地域です（※1）。コロナ下、余暇時間を自宅で過ごすなどのライフスタイルの変化により、お近くで本をお求めになるニーズが高まっていると考えられます。ローソンの2022年11月の書籍カテゴリーの売上高は前年同期間と比べて約3割増となりました（※2）。
（※1）川崎市の数値は2020年の人口と2021年9月時点の書店坪数（日本出版販売株式会社調べ）から算出。
（※2）2022年11月と2021年11月の、書籍・文庫本等の合計販売高の比較。

ローソンでは、2014年から、地域の書店とコラボレーションした“書店併設型店舗”の展開を開始しました。ローソンは今後も、地域のお客様の利便性向上に向けて、「LAWSONマチの本屋さん」を含む書店併設型店舗の拡大を目指してまいります。

「ローソン向ヶ丘遊園南店」概要

＜ご参考＞
書店併設型店舗　：　合計25店（「ローソン向ヶ丘遊園南店」リニューアル後の店舗数）