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「耳マーク」を表示した指差しシートや障がいのあるアーティストとのコラボなどが評価<参考資料>東京都「心のバリアフリー」好事例企業に選定

2023年2月21日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、この度、先進性、独自性、波及効果等の観点から特に優れた取組を実施している企業として、令和4年度「東京都『心のバリアフリー』好事例企業」(※)の一つに選定されました。ローソンが選定されるのは初めてです。

(※) 「心のバリアフリー」とは全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けることです。東京都は、心のバリアフリーに対する意識啓発等に取り組む「東京都『心のバリアフリー』サポート企業」(令和4年度第1期分まで)の中から、先進性、独自性、波及効果等の観点から特に優れた取組を実施している企業等を、「東京都『心のバリアフリー』好事例企業」として公表しています。

ローソンのグループ理念は、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」です。これは、社会に存在している多様性を認め合い、環境の変化に対応した新しいモノやサービスを生み出すことで、マチに貢献し、マチと一緒に幸せになることを意味しています。

ローソンはこの理念のもと、「心のバリアフリー」につながる様々な取り組みを行っています。今回、好事例として評価されたのは以下の事例です。選考を担当された福祉のまちづくり推進協議会委員の方からは、「従業員もお客様も多様な背景を持つことを意識した取組が充実し、耳マーク資材の導入と一般公開など先進的な取組も実施しています。障がいのあるアーティストのデザイン活用をはじめ、今後も様々な機関と連携した多方面での取組を期待します。」とご講評いただきました。


【選定理由となった主な取組の概要】

① 多言語業務マニュアル&lawsonaryの作成

2018年7月よりレジカウンター内や店内厨房の衛生部分に関するマニュアルを4か国語対応とし、2022年9月に「緊急時対応マニュアルのやさしい日本語版」を店舗へ配信。外国籍従業員用ポケット冊子や「Lawson Channel(ろーちゃん)」にlawsonary(ローソン用語辞書)を用意し、9か国語でコンビニ特有の用語への解説を行い、外国籍従業員も働きやすい店舗に取り組んでいます。

② 「耳マーク」を表示した資材の展開

2022年8月30日より、聴覚障がいのある方も楽しく買い物ができるよう「耳マーク」を表示した資材を全国の店舗で展開しています。レジ横に「レジ袋の要・不要」・「温めてください」などを指さしで意思表示できるようイラスト入りのシートを貼りました。ご要望を受けてデータを一般公開しており、聴覚障がいのある方のみならず外国人のお客様にも好評です。

③ 福祉施設「PICFA」の障がいのあるアーティストとのコラボ

20名の障がいのあるアーティストが描いたデザインのMACHI caféカップを2022年2月より全国の店舗に展開、社内向けのSDGsハンドブック(表紙)にも採用されました。さらに、東京と神奈川の3店舗でトイレ全面をアートシールでデコレーションした「アートトイレ」、ポストカード、シール、店内マルチコピー機、ボックスティッシュのデザインとしても展開しています。


ローソンは今後も「心のバリアフリー」サポート企業として、全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けてまいります。


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耳マークを表示した指差しシート

障がいのあるアーティストが描いた
デザインのカップ