ニュースリリース

3月3日の「耳の日」にあわせ
3月1日(水)からローソン公式HPにて
聴覚障がいのある方の買い物を支援 「コミュニケーションボード」データを公開

2023年3月1日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、より多くの方が買い物をしやすい社会を実現するため、聴覚に障がいのある方などが買い物をされる際に活用できる「耳マーク」を表示した(※)「コミュニケーションボード」のデータを、3月1日(水)から、ローソン公式ホームページおよび公式アプリ内に公開いたします。

公開したコミュニケーションボードをお客様ご自身がスマホ等で表示することで、レジカウンター周りの商品の購入やサービスの利用をスムーズに伝えることができるようになります。また、PDFデータをプリンタなどで出力して ご活用いただくこともできます。 

公開URL:https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/detail_jin/1464928_9112.html


今回公開した「コミュニケーションボード」の項目は、聴覚障がいのある社員および一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の意見を参考に、買い物時のお困り事を中心に選定しました。聴覚に障がいのある方の多くは、相手の身振りや口の動きを見て会話を理解されており、コロナ下で店員とのコミュニケーションに不便を感じられています。ローソンは、そのような買い物時の不便を解消するため、2022年8月から全国のローソン店舗(13,975店舗:2023年1月末/「ローソンストア100」を除く)で、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指差しで確認できるシートをレジカウンターに貼付し、買い物時のコミュニケーションのサポートを開始しています。また、全国の自治体やお客様からのご要望を受け、2022年11月からは指差しシートのデータを公式ホームページに公開し、自由にお使いいただけるようにしています。指差しシートが多くのお客様から「安心して買い物ができる」などの反響をいただいたため、より便利にお買い物いただけるよう、指差しシートでは補えていない項目を記載した「コミュニケーションボード」を作成しました。

※「耳マーク」とは
一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表します。鉄道会社や銀行、劇場の窓口などでも設置が広まっています。
なお、耳マークの公開にあたっては、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会より許諾を得ております。

<ホームページに公開する
コミュニケーションボードのデータ>

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一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会様からのコメント

聴覚障がい者(きこえない人・きこえにくい人)にとって、コミュニケーションボードは、身近な支援ツールであり、コミュニケーションアイテムとして役立っています。

この度、ローソンさんが指差しシートに続く第二弾として、アプリやホームページからコミュニケーションボードを確認できるようになり店頭におけるやり取りが、なお一層進化するよう 創意工夫してくださったことに感謝いたします。

広範囲かつ積極的に活用され、コミュニケーションの輪が広がり、きこえない人・きこえにくい人の社会参加の後押しとなることを期待しています。  



ローソンは、このような取り組みを通じて、どなたでも安心して楽しく買い物することができる社会の実現を目指してまいります。