札幌市の2店舗でアートトイレを展開

トイレの大切さについて考えるきっかけづくりとして
5月19日の「世界IBDデー」に合わせ、全国の店舗の
POSレジディスプレイ画面でも世界IBDデーを周知札幌市の2店舗でアートトイレを展開

2023年5月12日

株式会社ローソン（本社：東京都品川区、以下「ローソン」）は、5月19日（金）から、札幌市の2店舗で、トイレの大切さについて考えるきっかけづくりとして、トイレ内部をアートシールでデコレーションしたアートトイレを展開いたします。北海道のローソン店舗でアートトイレを展開するのは初めてです。

加えて5月19日の「世界IBDデー」(※)に合わせて、5月16日（火）から5月19日（金）の期間に、IBDに関して知見のある武田薬品工業株式会社（本社：大阪市中央区、以下「武田薬品」）と共同で、全国のローソン店舗のPOSレジディスプレイ画面に「世界IBDデー」を周知する情報を表示します。また、今回アートトイレを展開する札幌市の2店舗と、既にアートトイレを展開している東京都・神奈川県の3店舗では、トイレにIBDに関するポスターを掲出し、店舗従業員の名札下でも世界IBDデーを周知する告知を展開いたします。

（※）■「IBD：Inflammatory Bowel Disease」（炎症性腸疾患）とは：腸を中心とする消化管粘膜に炎症が生じる疾患で、主に10代～20代で多く発症することが知られています。主な症状は下痢や血便、腹痛などで、患者さんは頻繁にトイレに行く必要があったり、入退院を繰り返すことで日常生活に大きな影響を与えます。一方で、IBDは症状が見た目には分かりづらく、患者さんがどのようなことで困っているのか周囲の方に伝わりにくい疾患です。出典：難病情報センター,潰瘍性大腸炎, https://www.nanbyou.or.jp/entry/62

難病情報センター,クローン病, https://www.nanbyou.or.jp/entry/81

■「世界IBDデー」とは：毎年5月19日は世界IBDデー(IBDを理解する日)として世界中でさまざまな

疾患啓発のキャンペーンが行われています。

＜アートトイレイメージ＞

＜POSレジディスプレイ画面イメージ＞

今回、札幌市の2店舗で展開するアートトイレは、皆さんに“ほっと”安らげるトイレにしたい、というローソンの加盟店オーナーさんの想いから生まれました。「社会福祉法人ともに福祉会」に所属するアーティストの皆さんが描いている、北海道の森と花をイメージしたデザインです。

ローソンは、いつでも気軽にトイレを利用したいというお客様の声を受け、1997年にコンビニエンスストアチェーンで初めてトイレを開放しました。現在は全国の店舗で1日に約100万人の方にトイレをご利用いただいています。2022年11月には、10日の「トイレの日」および19日の「世界トイレデー」に合わせ、東京都と神奈川県の3店舗にアートトイレを展開しました。アートトイレ展開後にはお客様のご利用マナーの向上により、店舗の清掃・メンテナンスの回数が減るなど、嬉しい効果が確認出来ました。

ローソンは、いつでも安心して利用できるコンビニトイレのサービスを継続するため、今回の取り組みを通じて、コンビニトイレについてお客様に考えていただく機会に繋げたいと考えています。また、武田薬品の行うIBDの疾患啓発活動の取り組みに共感し、ローソンの店内でIBDの疾患特性や患者さんの悩みをお伝えすることで、少しでも多くの方に認知してもらい、IBD患者さんがより暮らしやすい社会になることを願っています。

【今回の取り組み概要】

①札幌市の2店舗でアートトイレを展開。「“ほっと”安らげるトイレ」をテーマに、

5月20日の森林の日をイメージした、北海道の森と花のデザインです。

＜実施期間：2023年5月19日（金）から継続して展開＞

■ローソン札幌北20条東店（北海道札幌市東区北20条東6-2-1）

社会福祉法人ともに福祉会に所属するアーティスト、I.NORIKOさんデザイン

テーマ：北海道の森