ニュースリリース

冷蔵ケースと冷凍ケースに扉をつけるなど省エネ設備を導入<参考資料>実証実験店舗を約90店舗に拡大
電気使用量・CO2排出量を平均31.4%削減

2024年12月9日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、店舗での電気使用量とCO2排出量の削減に向けた実証実験店の拡大を開始しました。本実証実験では、12月7日(土)の札幌市、富山市の各1店舗への導入を皮切りに2025年2月までに、「冷蔵ショーケースへのガラス扉の設置」「冷凍平台ショーケースへのアクリル扉の設置」「冷蔵ショーケースの防霜ヒーターを省エネ性の高い小型タイプに変更」といった3つの省エネ設備を導入し、ショーケースに扉を取り付けることで、外気侵入・冷気漏れを改善し、大幅な省エネを目指します。
導入店舗は、今回の拡大によりこれまで導入を進めてきた店舗と合わせて約90店舗となります。

ローソンは、2022年に冷蔵・冷凍ショーケースに扉を設置した実験店舗を川崎市内にオープンし、電気使用量・CO2排出量の削減の実証実験を実施してきました。その後27店舗でも同様の扉を設置し、2024年10月までの8ヶ月間の実績として、電気使用量とCO2排出量共に導入前と比較して平均31.4%(※)を削減しました。この結果を踏まえ、さらにエリアや立地条件等様々なタイプの店舗への拡大に向けた検証を行います。

今回の検証結果を踏まえ導入店舗の更なる拡大も検討して参ります。

(※)店舗改装前2023年3月~10月と改装後の2024年3月~10月の実績を比較


〈扉付き冷蔵ショーケース〉


〈扉付き冷凍平台ショーケース〉

 

〈防霜ヒーターを省エネ性の高い小型タイプに
変更〉


ローソンは脱炭素社会の実現に貢献するため、創立50周年を迎える2025年には「1店舗当たりのCO2排出量を2013年比で15%削減」、2030年には「同50%削減」という目標を掲げており、今後も店舗の電気使用量の削減に向けた取り組みを積極的に推進していきます。