新入社員の皆さんへのメッセージ
2016年4月1日
本日(2016年4月1日)入社式を執り行いました。下記は株式会社ローソン 代表取締役社長 玉塚元一の新入社員へ向けたメッセージを要約したものです。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
これからの3年~5年で世の中はどんどん変化していきます。業界再編の流れも速まるでしょう。その中で、ローソンも大きく変わろうとしています。皆さんはこのスタートの年に入社されました。
これまでの単なる「便利な」お店から、もっともっとお客さまの生活全体を「サポートする」お店になっていかなくてはなりません。それを実現するために、ローソンは仕組みを変えていきます。今の商売を支えている仕組みを作った8年前には、生鮮や薬を販売している店舗はほとんどありませんでしたし、マチの特徴に合わせた個店ごとのきめ細かい品揃えも不十分でした。複数の店舗を経営するオーナーさんもあまりいませんでした。
今年3月、「1000日全員実行プロジェクト」がスタートしました。これは3年後のローソンの姿を明確に示し、実行に移すためのものです。お客様やマチの暮らしにとって“なくてはならない存在”になるために、「売場力強化」「商品力強化」「加盟店支援強化」の質を徹底的に磨いていきます。人手不足の深刻化などもあり、今後、生き残っていくのは生産性の高い店だけになるでしょう。ローソンではセミオート(半自動)発注などを活用して、仕事の仕方を変えそれに対応していきます。皆さんに期待しているのは、これらの仕組みを活用して、どうやってお客さまに喜ばれるお店を作るか、どうやってローソンファンを増やすかを常に考え、実行することです。
皆さんにとっては、入社して最初の3年間はどういう行動の習慣を身に付けるかががすごく大事です。ぜひ「依存型」ではなく、「自立型」の人間になってほしい。そして、分からないことは先延ばししない、徹底的に聞こうという姿勢で仕事に臨んでほしい。そうすれば、必ずいいスタートダッシュを切ります。また、良い行動の習慣を身に付け、良い成長のサイクルに入ります。
本日は、ローソンファミリーに加わっていただき、本当にありがとうございます。
これから一緒に頑張っていきましょう。