新入社員の皆さんへのメッセージ
2017年4月3日
株式会社ローソンは2017年4月1日に入社式を執り行いました。下記は代表取締役 会長 玉塚元一及び 代表取締役 社長 竹増貞信の新入社員へ向けたメッセージを要約したものです。
■代表取締役 会長 玉塚元一より
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
本日から、皆さんがローソン号という船に乗りました。その船はどこへ向かうべきか、どのように向かうべきか、そして守るべきルールを示してくれるのが私たちの企業理念、ビジョン、行動指針です。
思うようにいかない時もあります。悩むこともあります。このような時にローソン号の乗組員として企業理念とビジョン、行動指針に立ち返って、目の前の困難を乗り越えてください。
私たちが住んでいるマチはどんどん変わっています。人口が少しずつ減っていき、高齢化や過疎化が進みます。そんな中でご近所の店として、ローソンの重要性が高まっていきます。今まで私たちは“コンビニエンス”ストアでした。これからは“エッセンシャル”なストアとして世の中に必要不可欠な店になっていきます。
しかし、それは一人の力だけでは実現できません。全員で力を合わせて当たり前のことを当たり前に高いレベルで実行しなければなりません。一日一日、新しい知識を吸収する、新しい知見を得る。それを続ければ、必ず皆さんが成長していきます。皆さん一人一人の成長がローソンの成長につながります。
ぜひ、このローソン号で、一人一人が活躍することを楽しみにしております。
■代表取締役 社長 竹増貞信より
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
日本でローソンができたのは1975年6月の大阪でした。42年間、大きく変わってきました。この5年間でも私たちの店舗が相当変わっています。5年前にカウンターコーヒーがありましたか。惣菜がこんなにたくさん並んでありましたか。ダーウィンの言葉に「変化する者が生き残る」があります。私たちが加盟店と一緒に変化し続けているからこそ、今の1万3千店という店舗網があるのです。
そして、これから3年間くらい、皆さんが現場を中心に働いてもらいますが、3つのことを肝に銘じて頑張ってもらいたいと思います。
一つ目に疑問を持ってその確認を進めてください。
些細なことでも、1つ1つ確認して解決していく。絶対先延ばししない。そして、日々の業務の中で出てくる ファーストタッチの感覚を大切に、小さな変化を見逃さないでください。
2つ目に気付いたことを直ぐに実行してください。
例えば道を歩くときにゴミが落ちています。みんな落ちているのが見えますが、ただ手を伸ばせるかどうかです。やはり手を伸ばせる人間になってほしいですね。様々な業務の中でも、小さな実行の積み重ねが皆さんの成長の糧になります。気付いたことをやらなければ、何の変化も起こせません。
3つ目に心身ともに健康であること。
それをぜひ心掛けてください。みなさんの健康なくして会社の健康はありません。働き方を改革することは生産性を上げることだと思います。いい仕事をしていい休暇を取る。バランスの取れた働き方を目指してください。
最後になりますが、私たちの最大のパートナーは加盟店です。ぜひ加盟店と一緒になって、マチのニーズを感じ取り、そのニーズに合った商品やサービスの提供に取り組んでください。
これからマチの幸せのために一緒に頑張っていきましょう。