8月25日(火)より、インドネシア国内のローソン店舗で<参考資料>デジタル技術を活用した店舗オペレーションと売上向上に向けた実証実験を開始
2020年8月24日
日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下 NEC)と株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信 以下、ローソン)は、8月25日(火)から9月30日(水)までの間、インドネシア共和国内のローソンGraha Tamiya(グラハ タミヤ)店にて、デジタル技術を活用した店舗オペレーションの効率化と売上向上に向けた実証実験を開始します。
この度開始する実験では、NECの店舗業務向けのシステム・ノウハウ(「映像分析」、「IOTセンサーなどのセンシング技術」)を活用することで、店舗オペレーション、お客様の購買動向、店舗機器の電力使用量の可視化を行い、店舗オペレーションの効率化と売上向上の検証を行ってまいります。NECは、可視化されたデータにもとづき、当該店舗従業員へのリアルタイムでのフィードバック実施などの提案を行います。
<ローソンGraha Tamiya店> |
ローソンは、2011年にインドネシアに進出し、現在は同国内で71店舗(2020年7月末時点)展開しています。この度の実証実験の結果をふまえ、インドネシアをはじめアジアの店舗においてデジタル技術を活用した店舗業務適正化・売上の改善を行ってまいります。NECは、検証結果をふまえ、快適で心地よい顧客体験を生み出し続ける店舗運営の実現「Smart Retail CX」をお客様と共にICTの力で実現してまいります。
インドネシア国内のローソンは、新型コロナウイルス感染拡大防止による、外出自粛や在宅勤務が広がる中、デリバリーサービスの展開など遠くまで外出が困難な方などのライフラインにもなっています。なお、インドネシア国内のローソン店舗では店舗従業員の手洗いの励行、マスク着用の励行、アルコール消毒等を徹底し、安心・安全な店舗営業を続けています。
【店舗で活用するデジタル技術・可視化する情報・検証目的】
デジタル技術 |
可視化する情報 |
検証目的 |
映像分析技術 |
①店舗オペレーション ・レジ待ち人数 ・レジ待ち平均時間 ・店舗従業員のオペレーション状況 |
・店舗従業員のオペレーションに おける改善点を可視化し、オペレーションの適正化と改善するための施策の検証 ・店舗従業員のタスク進捗状況を 可視化し、売上との相関や売上最大化を図るための施策の検証 |
②お客様の購買動向 ・店舗前通行量 ・来店者数 ・来店者属性(年齢・性別) ・非購買人数 ・商品棚毎のお客様滞在時間 ・お客様の店内行動動線 |
・来店者の動向を可視化し、売上との相関や売上最大化するための施策の検証 |
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IOTセンサーなどのセンシング技術 |
③店舗機器の電力使用量および使用状況 ・冷蔵庫内の温度、ドアの開閉状況 ・調理機器、コーヒーマシン等の 電力利用状態 |
・店内機器の電力使用量を可視化し、機器使用量の省エネルギー化と 経費コントロールの検証 |
【実験店舗概要】
■店舗名:ローソンGraha Tamiya店
■住所 :Jl. Scientia Boulevard, Curug Sangereng, Kec. Klp. Dua, Tangerang(タンゲラン市), Banten(バンテン州) 15810, Indonesia
以上 |