9月12日(土)は『宇宙の日』<参考資料>“宇宙日本食”「スペースからあげクン」国際宇宙ステーションでJAXA野口 聡一 宇宙飛行士が初実食へ
2020年9月14日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、以下「ローソン」)が製造メーカー様と開発し、2020年6月に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)により「宇宙日本食」(※1)として認証された「スペースからあげクン」が、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する野口聡一宇宙飛行士に提供されることがJAXAより公表されました。野口飛行士は、2020年10月下旬にも打ち上げられると言われている(※2)米民間企業スペースX社開発のクルードラゴン宇宙船に、日本人として初めて搭乗する予定です。コンビニエンスストアのオリジナル商品の「宇宙日本食」を実際に宇宙空間で食べていただける初めての機会となります。
JAXA 野口 聡一 宇宙飛行士 ©JAXA/NASA |
宇宙日本食認証を受けた 「スペースからあげクン」本体(左)とパッケージイメージ(右) |
「スペースからあげクン」は、ローソンの看板商品「からあげクン」の味を再現しフリーズドライ化したものです。宇宙飛行士の皆様からの“宇宙でもお肉が食べたい”という声を受け、2017年2月より開発に取り組んでまいりました。2019年10月にJAXAが宇宙日本食認証基準の特例に定める野口宇宙飛行士向けの「Pre(プレ)宇宙日本食」として認証されました。
(※1):「宇宙日本食」は、食品メーカーが提案した食品をJAXAが制定している宇宙日本食認証基準と照らし、宇宙食としての基準を満足している場合に宇宙日本食として認証するもので、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士に、日本の味を楽しんでもらい、長期滞在の際の精神的なストレスを和らげ、ひいては仕事の効率の維持・向上につながることを目的としたものです。
(※2):NASA(アメリカ航空宇宙局)による
ローソンは、2017年2月に社内に宇宙プロジェクトを発足し、JAXAと連携したイベントの開催や宇宙にちなんだ商品を発売しています。今後も、お客様に宇宙に興味を持っていただけるような取組みを進めてまいります。
【「スペースからあげクン」への歩み】
2017年2月 |
ローソン社内に宇宙プロジェクト発足 |
2017年3月 |
初めて筑波宇宙センターを訪問。宇宙日本食担当の方から説明を受ける |
2017年4~8月 |
フリーズドライ品の商品設計検討を開始 |
2017年9月 |
開発商品についてJAXAとの意見交換実施。フリーズドライにすることを決定 |
2018年8月 |
「スペースからあげクン」が一次審査を通過 |
2019年10月 |
「Pre(プレ)宇宙日本食認証」を受ける |
2020年6月 |
「宇宙日本食認証」を受ける |