2023年1月4日

皆さん、明けましておめでとうございます。

2023年もローソングループの仲間と清々しく新年を迎えられたこと、本当に嬉しく思います。加盟店の皆さん、取引先の皆さん、社員の皆さんと「マチの幸せ」に今年も全力投球できることに心から感謝を申し上げて、新年をスタートしたいと思います。

昨年は国内外情勢が揺れ動き、原材料高、エネルギーコストの高騰、急激な円安の進行から  コストプッシュ型による物価の上昇につながり、先が見通せない非常に不安定な世の中となりました。このような不安定な状況の中で、我々は社員全員が当事者として推進してきた「ローソングループ大変革実行委員会」を通して、ウィズコロナからアフターコロナを見据えた人流や緊急需要に頼らない、朝・昼・夜の日常需要にしっかりと応えることができるローソングループの構築に向けて懸命に取り組みました。委員会の発足から2年が経過した2022年は実行の年であり、結果を追求した一年でした。皆で変革に取り組んで来られたこと、そして皆が結果を出していることに大きな誇りを感じています。是非自信を持ってください。

そして、本年2023年です。依然として世界のエネルギー需要はひっ迫しています。ゼロコロナ 政策転換の中国情勢、そして今春の日銀総裁任期満了を境に金融政策にも変化が想定されます。自国第一主義によって分断された社会にも、終わりの兆しが見えてくるかもしれません。インバウンド需要の飛躍的な増加、それに伴って人手不足も本格化してくるでしょう。もちろんSDGsは大前提です。2023年は今まで以上に変化に次ぐ変化の年となることは明白です。ただし、私は大いにポジティブに捉えています。私たちは変化対応業であり、変化はチャンスなのです。現在も推進中の大変革実行委員会の各プロジェクトは、世の中の変化を前提としてグループを変革していくために存在しています。本年も着実に実行し続けることで、この大きな荒波を乗り越え、あらゆる変化をチャンスに変え、そしてそのチャンスを必ずものにし、成長していくことが出来ると確信しています。昨年後半にはローソングループは、形を変えながら殆どの事業でコロナ前の事業規模に達することが出来ました。

本年は、いよいよグループ全体で本格成長に入る年になります。全員で大変革実行委員会を  核にして、2023年も、自分の心に誠実に、仲間をリスペクトして、気づきを声に出して、全員でチャレンジ、笑顔で目の前の仕事に全力投球していきましょう！

2023年元旦 株式会社ローソン　代表取締役 社長　竹増 貞信