ニュースリリース

様々な地域の社会課題解決を目指す “地域共生コンビニ”
和歌山県田辺市龍神村の閉店したスーパー跡地に出店
<和歌山県>10/4(金)「ローソン龍神村西店」オープン

2024年9月27日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、10月4日(金)に、様々な地域の社会課題解決を目指す“地域共生コンビニ”として、和歌山県田辺市龍神村のスーパー跡地に「ローソン龍神村西店」をオープンします。同地区への大手コンビニチェーンの出店は、今回が初めてです。

「ローソン龍神村西店」は、おにぎり・デザート・揚げ物・店内で調理した弁当などローソンの標準的な商品に加え、近隣にお住まいの方々の日常生活を支えるための生鮮品・冷凍食品の取り扱い品目を増やします。



(店舗イメージ)


近年、過疎地域のみならず都市部においても、高齢者を中心に食料品の購入に不便や苦労を感じる消費者が増えており、食料品の円滑な供給に支障が生じる等の「食料品アクセス問題」が顕在化しています。2020年における食料品アクセス困難人口は全国で904万人いるとされ、全65歳以上人口の4人に一人が該当します(※)

※出典:農水省「食料品アクセス問題」https://www.maff.go.jp/j/syouan/access/index.html

また、少子高齢化・人口減少などにより、主に地方や山間部等の過疎地域において小売業の撤退が進んでいます。和歌山県田辺市の龍神村地区も人口減少と高齢化が進む地域で、2023年7月に地域唯一のスーパーが閉店し、最寄りのスーパーやコンビニまで車で30分以上かかる状況となっています。

ローソンでは、スーパーに比べて小商圏・小人数で営業が維持でき、全国に物流網があるというコンビニエンスストアの特性を生かし、スーパーの跡地やこれまで進出できなかったエリアでの出店を進めています。当該店舗は最寄りのローソン店舗まで、約18kmという物流網と、祖父の出身地である龍神村を支えたいという加盟店オーナーの熱い想いから出店が実現しました。

今後もローソンは、誰もが便利で楽しくお買い物ができる環境の実現を目指し「地域共生コンビニ」の出店を進めてまいります。

<店舗概要>

店名

ローソン龍神村西店(和歌山県田辺市龍神村西337番地1)

オープン日時

2024年10月4日(金)10時 ※24時間営業

面積 / 駐車場

店舗 310.26㎡(93.85坪)、売場 223.72㎡(67.67坪)/ 24台

店舗の特長

(1)

(2)

地域交流スペースとして、小上がりのある広いイートインスペースを設け、地域情報なども掲出
冷凍ケースを増設し、冷凍食品の取り扱い品目を拡大



<ご参考>これまでにオープンした地域共生コンビニ(一例)

2024年4月:「ローソン上厚真店」(北海道

北海道勇払郡厚真町の買い物困難地域に、閉店したスーパー跡地を活用してオープンした店舗。近隣にスーパーがなく、最寄りのコンビニエンスストアまで約10km。

2024年7月:「ローソン阿南町新野店」(長野県)

地区内で唯一生鮮品を扱っていた店舗が閉店し、最寄りのスーパーまで約14キロ離れている買い物困難地域に出店した店舗。

2024年7月:「ローソン マルショク長浜店」(大分県)

大分県の地元スーパーの運営会社がフランチャイジーとなり、生鮮品や地元産の食材・食品などを多数品揃えしたコンビニとスーパーのハイブリッド型の店舗。