2025年 新年のご挨拶
2025年1月6日
皆さん、明けましておめでとうございます。
年末年始にかけて、旭川、札幌、神戸、大阪、石川の店舗を巡回しました。加盟店の皆さん、クルーさんともにとても明るく、良い新年を迎えられたことを本当に嬉しく思います。
2025年はローソンの50周年を迎える年です。店舗巡回中、加盟店の皆さんから50周年への期待をお聞きしました。本部として、50周年をしっかり盛り上げてまいります。
年初にあたり、皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、私たちがなぜローソングループで仕事をしているのかということです。
ローソングループの全ての仕事が、お客様のためにあるということを、もう一度自分自身に問うてほしいと思います。お客様の役に立つことが、ひいては加盟店の競争力につながります。この1年、お客様のためにどのような仕事が求められているのかを考えながら、業務に取り組んでいただきたいと思います。
2020年に始まったコロナ禍においても、「マチにとってなくてはならない存在」であることを胸に、店舗を開け続けてきました。社会やお客様の大きな変化に対応し、国内外CVS事業では店舗の改装、商品刷新、物流改革など多岐にわたる取り組みを行いました。また、グループ全体としても新しいエンタメの創造やスーパーマーケット事業、金融事業での革新を実現しました。その結果、2023年度には「LAWSON Group Challenge 2025」で掲げた中期定量目標を2年前倒しで達成し、本年度も順調な業績を遂げています。 これも全て、加盟店の皆さん、クルーの皆さん、社員の皆さんの努力の賜物です。改めてローソングループに関わる全ての皆さんに心から感謝申し上げます。
一方で、そのような時にこそ「ゆでガエルに注意!」です。お客様は売り場を通して我々の慢心や油断を感じ取ります。現在の売り場は過去の発想によるもので、今の発想はこれからの売り場を創ります。隣の芝生を見るということは過去を見ているということです。業界は過去であり、お客様が未来です。良い時には慢心しがちであることを自覚し、常にお客様や環境の小さな変化を見逃さず、前に進んでいくことが重要です。
昨年9月にKDDIさんが加わり、三菱商事さんと共に新しい株主・経営体制へ移行しました。今年は更なる販促サポートと、デジタル・AI・ロボティクスを最大限活用した次世代店舗オペレーション創造にも一緒に取り組んでいきます。
最後に、今年ローソンは誕生50周年を迎えますが、同時に次の50年「ローソングループ100周年に向けたチャレンジ元年」でもあります。そして、今年は巳年です。ヘビのように脱皮し大きく成長する1年にしていきたいと思います。
全てはお客様のため、感謝の気持ちを持ち、慢心することなく、全員一丸となって、明るく楽しく元気に、大きなチャレンジを楽しんでいきましょう。
2025年1月6日 (年始朝礼挨拶要旨)
株式会社ローソン 代表取締役 社長 竹増 貞信