ニュースリリース

官「神石高原町」・民「ローソン」が連携し
町が出資する「ローソン神石高原町店」オープン
スモールコンパクトシティによる限界集落支援

2011年8月 9日

広島県神石高原町(町長 牧野雄光/以下「神石高原町」)と株式会社ローソン(東京都品川区、代表取締役社長CEO 新浪剛史/以下「ローソン」)は、スモールコンパクトシティの実現により高齢化・過疎化が進む同町内における地域インフラ機能の維持、日常の買物にお困りの町民支援など限界集落維持に向けた支援活動に連携して取り組んでまいります。神石高原町の道の駅を地域のコミュニティーセンターと位置づけ、施設内に「ローソン神石高原町店」を8月12日(金)にオープンいたします。また、同施設内には、今後、行政の窓口業務や福祉施設、町のインフォメーション機能など生活に必要な機能を集約していくことを予定しています。

過疎化・高齢化の進行により小売店や施設の閉鎖、路線バスなど地域交通機関の廃止・縮小が進む地域が増えています。その結果、買い物をはじめとした日常生活が困難であったり、不便を感じる方が増えています。神石高原町には高齢化の進んだ小規模な集落が多数点在しており、住民の方々は生活のために遠方まで出かけることを余儀なくされています。こうした限界集落と呼ばれる地域での生活を支えるため自治体と民間企業が連携し、新しいインフラの構築に取り組んでまいります。

 

まず、神石高原町が出資する第三セクター「有限会社さんわ182ステーション」(代表取締役社長 上山実神石高原町副町長)がローソンとフランチャイズ契約を結び「ローソン神石高原町店」を経営し、地域における買い物の支援を行います。今後、移動販売車による集落への訪問販売や、廃校などを 利用したサテライト店舗(小型売店)の設置を予定しております。

 

今回の事業は、総務省の「過疎地域等自立活性化推進交付金」等を活用して、行政と民間が連携し、それぞれのノウハウを活かして地域の活性化に取り組むものです。今後、同施設周辺に福祉施設や就業場所としての農場を開設し、コンパクトシティとして地域の生活を支援することを検討してまいります。

神石高原町とローソンは、今回の取り組みを通じて、全国の過疎地域にも応用できる新たな地域活性化モデルの構築を目指してまいります。

 

【店舗イメージ】

hiroshima

 

【ローソン神石高原町店の概要】

 

店舗名

ローソン神石高原町店

住所

広島県神石郡神石高原町坂瀬川5146-2 (道の駅さんわ182ステーション内)

経営

有限会社さんわ182ステーション

(代表取締役社長 上山実神石高原町副町長)

営業時間

7:00~21:00

取扱商品

約2500アイテム

独自のサービス

移動販売車による訪問販売

 

 

家庭から出る使用済み食用油の回収・リサイクル

店舗面積

48.5坪 (売場面積は34.8坪)

オープン日

2011年8月12日(金) 午前11時