ニュースリリース

コンビニエンスストア業界初!10kW以上の大規模な売電
2013年度末までに2,000店舗に太陽光発電システム導入
太陽光発電システムによる売電稼働中

2012年12月27日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO新浪 剛史)は、2012年10月1日より、地球温暖化防止に向けた国の施策である、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づいた太陽光発電システムによる売電を開始しました。10kW以上の大規模な売電はコンビニエンスストア業界で初めてとなります。売電開始から2ヶ月が経ち、順調に稼動しています。今年度1,000店舗、来年度1,000店舗の合計2,000店舗に太陽光発電システムを導入し、今後も売電行っていく予定です。

 

2012年12月26日現在で、売電用の太陽光発電システムを設置済みの店舗は約420店舗あり、そのうち27店舗で売電を実施しています。2012年10月1日から売電を開始したローソン三芳北永井宮本店(埼玉県)では、開始から2ヶ月間で1,555kWhの発電を行い、売電収益は65,310円となりました。この収益は、太陽光発電システムの導入費用に充当されます。現在導入している太陽光発電システムでは、売電用の10kW(5kW×2系統)と店舗使用の2kWの合計12kWの発電が可能で、発電電力量は年間約11,000kWhとなります。2,000店舗では、年間22,000,000kWhの発電量となり、一世帯あたりの平均年間電力使用量3,600kWhに換算すると、6,000世帯以上の電力使用量をまかなうことになります。

 

ローソンは2012年5月に実施した株主総会で、定款に「発電事業及び管理・運営並びに電気の売買に関する事業」を追加し、2012年9月より売電用の太陽光発電システムを導入しています。電力不足が懸念される中、様々な省エネ対策を用いて、CO2削減を図るとともに、電力不足に対応してまいります。2012年12月には東京大学生産技術研究所と共同開発した、2010年度対比で店舗の電気使用量を約30%削減できる最新の省エネルギー実験店舗を神奈川県海老名市にオープンしました。

 

                                                <イメージ図>

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